Works 施工実例
正面から見ると“窓がまったくない家”のようにも見えるA様邸。軒(のき)が張り出した立体感のある壁の側面には、採光用の窓も隠されているのだが、正面には換気口もなく、潔いほどのフラットさが貫かれている。
オールブラックの外観に合わせて、室内はモノトーンで統一。1階フロアは、玄関からLDKにかけて、すべて石目柄のフローリングを使用。大理石のような高級感に木のぬくもりが加わった理想的な素材だ。
ご主人こだわりの吹き抜けには、白い壁と床に映えるブラックの鋼製階段を設置。そこを上がった先にはオープンスペースの“セカンド・リビング”を設けた。ガラス張りの腰壁と吹き抜け上部の3つの窓が効果的で、明るさも開放感も抜群。夜になると、TV上のキャットウォークに間接照明が灯り、幻想的な陰影も楽しめる。
“ホテルライクな家”をコンセプトに「生活感をなくしたい」と、キッチン家電はすべて冷蔵庫横のパントリーへ収納しながら使っている。ドアのないオープンなパントリーを抜けると、洗面・バスルームへは一直線。最短距離で移動できるため、「家事動線がすごく楽になりました」と奥様。お子様をお風呂に入れているご主人から声を掛けられても、キッチンから数歩でたどり着けるので「最高に便利」とのこと。さらに、洗面所は玄関ともドア1枚でつながっているため、お子様の“ただいま手洗い”にも適している。
玄関には、奥様のおじい様が墨で描いたという“龍の風水アート”も。運気アップといった風水的な意味合いはもちろん、アート作品として、モノトーンの各お部屋の雰囲気を引き立ててくれるようなデザインになっている。
「もう一度、家を建てるとしても、ライフデザイン・カバヤさんに頼むと思う」「みんなにも勧めたいと思うような、良い家を建ててくれました」とA様ご夫婦からコメントをいただいた。