2人目のお子様の誕生を機に家づくりを計画されたK様。自由度の高いおしゃれな設計に加え、叔父様が大工として携わっておられる安心感から、ライフデザイン・カバヤに依頼を決められたそう。

美容師である奥様は、以前から自身のサロンを開業する夢をお持ちで、今回の家づくりにあわせて店舗併用住宅を建築。「ずっと仕事を続けたいという思いと、子どもたちに寂しい思いをさせたくないという思いがあったのですが、店舗併用住宅なら子どもたちが帰宅するのも迎えてあげられますしね」と奥様。空いた時間に家事も効率よくこなせるなど、子育てと仕事の両立を実現する家づくりを計画された。

家族が自然と集まるLDKを重視されたというK様。お子様たちの様子が見守りやすいように、I型LDKを採用。リビングの窓からは庭で遊ぶ様子も眺められるという。約20帖という広さ以上の開放感や抜け感があるのは、リビングの東西に設けた窓からの光によるところも大きい。溝のある引き違いサッシの使用を最低限に留めているのは、掃除の手間を軽減するためと、意匠上の美観を考慮したものだという。

お客様に快適にすごしてもらうサロンはもちろん、夫婦一緒に立つことも多いというキッチンや、奥様のあこがれだった独立洗面室、ご主人がダーツを楽しめる趣味部屋など、こだわりの詰まった空間が随所に設計されたK様邸。全体の統一感を失わないように配慮しながら、空間ごとに色味のトーンが変えてあるなど、ディテールの見せ方もK様邸の見どころ。それが実現できたのは、「設計士さんやコーディネーターさん、棟梁ら、家づくりに携わる人の意思統一や連携がスムーズだったからですね」と、家づくりを振り返るK様だった。