住まいの躯体とそして建物を支える役割を果たしているのが「木質接着パネル」。その枠材には、北米で製材される2×4材25本あたり1本しか取れない最も上質な「J-GRADE材」を使用しています。木質パネルが安定した高品質を保てる理由の一つです。
※一部対応していないパネルもあります。
厳しい品質管理下で輸入された木材は、さらに工場内で「抜き取り」ではなく「全品」検査にかけられます。特に壁パネルの枠材に使用する木材はMSR検査(非破壊検査)を含む14種の検査で、JAS基準を上回る厳しい検査規定。精密機械と高いスキルを持つ検査員の目、二重三重の検査工程を通すことで高品質材のみを厳選します。
厳しい基準をクリアした含水率19%以下のキルンドライ材を、気密性の高いコンテナでほとんど外気に触れることなく輸入・輸送。さらに、生産工程でも木材が含水率19%以下を維持できているかを、マイクロ波透過式含水計で再チェック。建築後も独自の壁内換気システムで構造材の乾燥状態を保ち続けることで「ずっと強い」住まいを実現しています。
木材は含水率が高くなるほど強度が低下する特性があります。また、含水率が高いと木を腐らせる腐朽菌も繁殖。含水率19%以下を徹底することで、木の強さと耐久性を向上させます。