Column コラム
岡山県岡山市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!
多くの人にとって注文住宅を建てることは一生に一度の大きな買い物になります。ただ、地域によって環境が異なるため、注文住宅を建てようとするエリアの土地柄もある程度は知っておかなければなりません。この記事では岡山県岡山市で注文住宅を建てようと考えている人に向けて、岡山市の知っておきたいポイントを詳しく紹介します。
岡山市はこんなところ
岡山市のエリアによる違いは?
岡山市は市内が北区と南区、中区および東区の4区に分かれています。北区は北部までの広い範囲を占め、市内で最も広い面積を占めている区です。
市役所が立地する周辺には市街地が形成されています。
岡山市は県庁所在地でもあるため市の主要施設のみならず、県庁をはじめとした県の施設も立地しています。
野球場や陸上競技場、武道館など、さまざまなスポーツ施設が集まっている「岡山県総合グラウンド」や、
大小多彩なコンサート、イベントなどを開催できる「岡山シンフォニーホール」があるのも北区です。
多目的ホールの「岡山市民会館」や温泉プールを有する「建部町文化センター」もあり、文化や商業も含め、
北区は県内での中枢機能を担っています。
一方で北区の北部は豊かな森林が広がり、自然環境に恵まれています。
南区は瀬戸内海沿岸のエリアにあり、瀬戸内海に注ぎ込む旭川や、笹ヶ瀬川、倉敷川が流れています。
区の半分以上を干拓地が占め、市内でも屈指の田園地帯です。東区はその名の通り市の東側を占めるエリアで、南区と同様に南側は瀬戸内海に面しています。
吉井川や百間川が瀬戸内海に流れ込む場所で、周辺には広大な干拓地や豊かな水辺環境があります。
東区の沖合には犬島があり、市内で唯一人が住んでいる島です。北区と南区、東区に囲まれた中区は最も面積が小さい区ですが、龍ノ口山や丘陵地、干拓地に広がる水路など、自然の風景が多彩です。
中区には市の文化施設である「岡山市立市民文化ホール」があります。
岡山市内の医療施設
市内には北区に複数の診療科を有する岡山市立市民病院があります。そのほかにも地域医療支援病院の岡山中央病院や、
二次救急医療病院の岡山済生会総合病院、救命救急センター(救急外来)や緩和ケア病棟のある岡山赤十字病院など、
大規模な医療施設が複数立地し、医療体制が充実しています。
岡山のエリア情報だけではなく、下記記事にて人柄についてもご紹介しています。
岡山県民ってどんな人が多いの?県民性や様々なランキングをご紹介!
岡山市のエリア情報
岡山市の人口および面積
岡山市の人口は2012~2018年にかけて70万人を少し超えた数で推移し、少しずつ増加傾向にあります。
市内4区のうち最も人口を多く抱えているのは北区で、全体の40%以上です。南区が20%余り、
面積では最も小さい中区も20%程度を占めています。
人口が最も少ないのは東区で10%強です。
岡山市の面積は昭和の高度成長期の市町村合併と平成の大合併を経て789.95平方キロメートルになりました。
そのうち北区が50%以上を占め、東区が20%余り、南区が約16%、中区は6%余りです。
岡山市の交通事情
岡山市の北区にあるJR岡山駅は、市内はもちろん県内でも主要なターミナル駅としてさまざまな路線が乗り入れています。
東西の大動脈である山陽本線はもちろん、東には兵庫県の相生駅との間を結ぶ赤穂線、
北方向には津山市との間を結ぶ津山線、西方向には倉敷市と鳥取県米子市を結ぶ伯備線などが通っています。
南方向へは瀬戸内海沿岸の宇野駅との間を結ぶ宇野線や、香川県の高松駅との間を結ぶ瀬戸大橋線が伸びています。
山陽新幹線も通っているため、市外はもちろん遠方へのアクセスにも便利です。
岡山駅前から東には路面電車の岡山電気軌道東山本線が運行されています。
運行距離自体は短いものの運行本数が多く、県庁方面や岡山後楽園への移動手段として利便性があります。
岡山駅東口(後楽園口)にはバスターミナルがあり、市街地を中心にバス路線が充実しています。
岡山市の中心部には岡山市内循環バス「めぐりん」も運行されており、通勤や通学はもちろん日常での買い物にも便利です。
主要道路は東西に山陽自動車道や国道2号線が通り、南北にも岡山北バイパスや岡山西バイパス、
国道30号線などが通るなど、自家用車で移動するのにも利便性が高くなっています。
なお、岡山県に住むメリットについては下記記事にて詳しくご紹介しています。
岡山県への地方移住の魅力!人気の理由と支援制度について!
子育てしやすいエリア
子育て応援サイト「こそだてぽけっと」
岡山市では子育て支援の一環として子育て応援サイト「こそだてぽけっと」を運営しています。
こそだてぽけっとでは子どもの成長時期に応じた手続きやサポートの種類などが掲載され、わかりやすい仕様となっています。緊急連絡や相談の窓口などの連絡先、子育て関連施設や参加できる催し・講座なども素早く確認することができます。
岡山市に引っ越してきた際の手続きや子育て情報についても詳しく掲載されており、
子育て中のパパ・ママにとって便利に活用できるでしょう。
手当や助成金、子育ての支援は?
岡山市では児童手当や児童扶養手当の支給、母子家庭への支援のほか、父子家庭に対しても支援を行っています。
経済的な支援だけではなく、心配ごとの相談や就労支援も充実しています。
市内複数の保育園や認定こども園では一時預かり事業に対応していることに加え、
短期入所生活援助(ショートステイ)や休日保育も利用することが可能です。
岡山市では「シルバー世代産前産後応援事業」という支援対策も講じられています。
派遣されるのは60歳以上のシルバー世代で、経験豊かな先輩たちから子育てで忙しい時期の家事やおむつ交換、
沐浴介助などの育児の支援を受けられるところが大きなメリットです。
小児科オンライン
小さな子どもを抱える家族にとって、心配なことのひとつに子どもの病気やケガがあります。
岡山市では小児救急搬送患者の75%程度が軽症であることを踏まえ、小児科オンラインを設置しました。
小児科オンラインでは小児科医などの専門家が、子どもの健康や子育ての悩みについて
スマートフォンでの相談に対応しています。
「産婦人科オンライン」も利用することができるほか、電話育児相談や新生児・乳幼児への家庭訪問を行っているなど、
子育てにおいて不安を抱えるパパやママにとって、子育てがしやすい環境が整えられています。
人気スポットは!?
岡山市には歴史を感じさせる観光スポットから豊かな自然を満喫できるスポットまで、実に多彩な人気スポットがあります。
JR岡山駅から東方向には豊臣家五大老の一人である宇喜多秀家が築城した岡山城天守閣があり、
市街地にありながら緑が豊かです。季節ごとにライトアップイベントも開催されています。
岡山城天守閣に隣接して日本三大庭園のひとつ「岡山後楽園」もあります。
国の特別名勝にも指定され、園内には能舞台や梅林、梅雨時期に見頃を迎える花菖蒲畑や紅葉が美しい千入の森など見どころが豊富です。
県庁から岡山城にかけて周遊しながらカヌー体験ができる「カヌーパークOKAYAMA」もあり、
カヌーを漕ぎながら市内の風景を眺めることもできます。
北区や南区にはフルーツ狩りが楽しめる果樹園が複数点在しています。
南区にある「岡山市サウスヴィレッジ」ではフルーツ狩りが楽しめるのはもちろん、プールや宿泊施設もあります。
岡山市は海水浴場やキャンプ場など、海と山両方のレジャーを楽しめるスポットに恵まれていることも特徴のひとつです。
東区の瀬戸内海沿いには宝伝海水浴場があり、東区の沖に浮かぶ犬島にも犬島海水浴場があります。
キャンプ場のなかでは北部の山間部にある「たけべの森公園」が、宿泊・デイキャンプの両方ができる施設です。
「虎口池キャンプ場」は瀬戸内海国立公園内にあり、周囲の風景が美しいロケーションにあります。
また、犬島海水浴場の近くには「犬島キャンプ場」、フルーツ狩りができる「くぼ農園」にもキャンプ場が
併設されているなど、キャンプと他のレジャーを組み合わせて楽しむこともできます。
岡山市のグルメ情報
岡山県はフルーツの国として知られるほど果物の栽培が盛んで、岡山市も例外ではありません。
温暖な瀬戸内気候の恵みを受けたマスカットや白桃などの果物を使ったフルーツパフェを提供している
お店が市内に複数あります。
瀬戸内海の海の幸にも恵まれ、岡山市では特に鰆が有名です。
新鮮なお刺身や味噌漬けしたものが食べられるのはもちろん、郷土料理として知られる「ばらずし」にも
鰆は欠かすことができません。
ばらずしは鰆などの海の幸や山の幸が具材として豊富に使われ、それぞれ味付けされて豪華に盛り付けられています。
もともとお祭りなどで伝統的に食べられてきた料理ですが、市内各地の飲食店でも提供されています。
岡山市で市民に人気のご当地グルメとしては「デミカツ丼」や「えびめし」などがあります。
他の地域では卵とじにして提供されることが多いカツ丼ですが、岡山で人気のデミカツ丼はカツをデミグラスソースに
くぐらせたり、上からデミグラスソースをかけたりして提供されることが特徴的です。
ソースの味やトッピングはお店によって違いがあり、お気に入りを探す楽しみもあります。
えびめしはえびを具材に使ったチャーハンです。
ソースやケチャップを使って味付けされ、色が真っ黒なところが特徴的です。
えびめしもデミカツ丼と同様、お店によってそれぞれ特徴があります。
家を建てる際の注意点
岡山市は県庁所在地であり、政令指定都市でもあります。
岡山県だけではなく、中国地方全体のなかでも商業や物流などの中枢機能を担う街として発展してきました。
その分、周囲のエリアに比べて土地の価格相場も高めで推移し、岡山県内では最も高くなっています。
マイホームを得るためには建物だけではなく土地も必要です。
全く同じ仕様の注文住宅を建築する場合でも、土地の価格が高くなれば最終的にかかるコストには違いが出ます。
注文住宅を建てる際は、希望する土地の価格も考慮にいれて計画を立てるようにしましょう。
岡山県での家づくりについては下記記事でもご紹介しています。
岡山県で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!相場や価格・予算についてを徹底解説
便利で自然も豊富な街
岡山県岡山市は県庁所在地であるとともに、中国地方のなかでも中心的な役割を担っている街です。
市街地には複数の鉄道路線やバス路線が通っており、日常生活での移動にも不自由しません。
それでいて北部の山間部や南部の瀬戸内海沿岸を中心としたエリアまで、自然にも恵まれています。
岡山市は子育てに対してのさまざまな支援も実施されているため、子育て世代にも暮らしやすい環境が整えられている街です。
岡山市で注文住宅を建てたい場合は、ライフデザイン・カバヤにご相談ください。
【岡山市のライフデザイン・カバヤの住宅展示場はこちら】
RSKハウジングプラザグランヅ展示場(岡山市北区撫川)
RSKハウジングプラザ展示場(岡山市北区撫川)
岡山中央展示場(岡山市北区北長瀬表町)
問屋町テラス住宅展示場
岡山東展示場(岡山市中区東川原)
プレステージ城東展示場(岡山市中区下)
山陽新聞岡山住宅展示場(岡山市南区藤田)
岡山南展示場(岡山市南区海岸通)
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