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香川県高松市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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家を建てるときには、まず自分たちに合っている街かどうかを知ることがポイントです。

特に注文住宅を建てる際は、その地域ごとの特徴や建築にあたっての注意点などを押さえておかなければなりません。

子育てや老後に適した場所であるかどうかも知っておきたいことです。

この記事では、香川県高松市の人口や主な交通網、暮らしに必要な施設や観光スポットなどについて紹介していきます。

ライフデザインカバヤ_建築実例

香川県高松市はこんなところ

瀬戸内海に臨む香川県は四国の東北部に位置し、瀬戸内海国立公園のほぼ中心にある県です。

1年を通して雨量が少なく日照時間が長いため、温暖で過ごしやすい地域といえるでしょう。

香川県の県庁所在地である高松市には、さまざまな施設や病院が集まっています。

病院は2020年11月現在で800軒以上もあり、そのうち皮膚科は約40軒、内科は約200軒、整形外科は約80軒、

耳鼻咽喉科は約30軒、眼科が約40軒に小児科は約50軒、婦人科は約30軒と充実しています。

 

他にも、心療内科や泌尿器科などがあり、個人医院から大きな病院までそろっている地域です。

また、医師が交代で勤務している「高松市夜間急病診療所」や医師会が協力して行っている休日当番医制度などもあるため、

休日や夜間の急な体調不良やケガなどにも安心できるでしょう。

救急車を呼ぶほどではないが受診したいというときでも、利用が可能です。

ただし、発熱については事前に連絡をしたうえで受診する必要があります。

高松市は、体育館やプール、運動場なども点在しており、さまざまなイベントなども開催されています。

図書館の数も多く、障害者向けの図書館もあるため、幅広い層の人が利用できるのが特徴です。

高松市内には、2020年11月現在で分校も含め市立小学校が49校、市立中学校は23校、市立高校は1校あります。

また、小学校によってはスクールバスの利用も可能で、自宅からやや距離のある学校でも安心できるのではないでしょうか。

 

なお、香川県の注文住宅については下記記事をご覧ください。
香川県で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

 

香川県高松市の人口や面積、主な交通網

高松市の人口は2015年が42万748人、2020年は41万9145人で、平均すると約41万9946人です。

これは、国勢調査をもとにしたもので、人口のうちもっとも多いのは15〜64歳、次に多いのは65歳以上、

そしてもっとも少ないのは0〜14歳という結果が出ています。

2015年の国勢調査から男女の比率を出すと、男性は48.7%、女性は51.27%と、わずかに女性の方が多いことがわかります。

高松市の面積は375.41キロ平米で、全国815市区の中では205位です。

 

高松市では陸路と空路、そして海路の3つが利用できます。

高松空港から、国内線は羽田と成田、沖縄への便が就航しており、国際線はソウル、上海、台北、香港への利用が可能です。

国際線のフライトはそれぞれ1日に1便程度と少ないですが、国内線のフライト数は充実しています。

都心への出張が多い人でも問題なく暮らせるでしょう。

高松港からは高速船やフェリーといった定期旅客船が出ています。

行き先は小豆島、女木島・男木島、大島、豊島、神戸などで、ゆったり海の旅を楽しむこともできます。

 

鉄道については、高松駅に屋島駅、太田駅、瓦町駅、栗林公園駅など2020年11月現在で45もの駅が利用可能です。

高松駅には予讃線、土讃線、高徳線、瀬戸大橋線の4つの路線が乗り入れていますから、

高知県や愛媛県、岡山県へのアクセスにも不便はありません。

高松駅は観光客の利用も多い大きな駅で、四国の玄関口といってもいいでしょう。

もちろん、通勤や通学、ショッピングでの利用にも便利です。

 

香川県高松市でおいしいものは?

高松市といえば「うどん」でしょう。

香川県は「うどん県」と呼ばれるほどで、うどんを中心に食文化が発展したといっても過言ではありません。

香川県の讃岐うどんは知名度も高く、「2016年ふるさと名物に関する知名度ランキング」では全国で8位にランクインしているほどです。

うどん店の店舗数も多く、人口10万人あたりに約70軒もあります。

高松市は全国の中でも特にうどん消費量が多い地域で、2016年の調査によれば、そばとうどんの年間購入費は県庁所在地の中で1位です。

 

高松市は、うどんの食べ方にもさまざまな工夫がされています。

出汁のきいたつゆにネギや生姜を乗せた「かけうどん」、濃い目の出汁を直接かけて食べる「ぶっかけうどん」、

しょう油をかけて食べる「生じょうゆうどん」、うどんの歯応えが楽しめる「ざるうどん」に体が温まる「釜あげうどん」、

そして卵をかけて食べる「釜玉うどん」と、同じうどんでも食べ方によってさまざまに変化します。

高松市に住むなら、ぜひこれらのうどんを制覇してみましょう。

 

高松市のおいしいものは、うどんだけではありません。

ご当地グルメとして有名なものに「骨付鳥」があります。

骨付きのモモ肉を1本まるごとじっくり焼き上げて作る「骨付鳥」は、やわらかくジューシーな高松市のソウルフードです。

そして、高松市といえば瀬戸内海で水揚げされる新鮮な魚介類も外すことはできません。

春のサワラに始まり、夏はマナガツオ、秋はチヌ、さらに冬はハマチにカキと、年間を通して新鮮な魚介類が味わえます。

 

高松市は子育て世帯にも夫婦世帯にもやさしい街

全国でも有数の観光名所がある高松市は、全国から観光客が訪れる場所であると同時に住む人にとってもやさしい街づくりがされています。

観光に力を入れていることから道路や交通網が整備され、その結果として住みやすい街が実現されています。

サンシャイン通りの周辺は閑静な住宅地として知られており、商業施設やレストラン、カフェなどが多く、利便性も十分といえるでしょう。

また、景観にも気を配っているため、趣のある街並みを楽しみながら暮らせるという良さもあります。

 

子育て世帯にうれしいのは、さまざまな支援事業が充実していることです。

中でも「放課後児童クラブ」は、共働き世帯には頼もしい制度ではないでしょうか。

平日は下校時〜午後6時30分、土曜日や長期休暇期間は午前8時~午後6時30分の間運営されており、

仕事で家を空けることが多い世帯が子どもを預けることができます。

日曜日は運営されていませんが、利用料金も手頃で、帰宅が遅い仕事でも安心です。

 

高松市では、高齢者に向けたバスの運行にも力を入れています。

高齢者だけの世帯の場合、問題としてあげられる一つに交通手段があります。

病院と主要駅とをつなぐバスやコミュニティバスなどの利用が可能なため、車の免許を返上した高齢者でも不便を感じることは少ないでしょう。

さまざまな観点から見ていくと、高松市は子育て世帯はもちろん、夫婦世帯や高齢者にとっても暮らしやすい地域といえます。

高松市は、一度住んだら、生涯を通して快適に暮らせる街づくりがされています。

 

高松市の人気スポットや観光スポットは?

栗林公園は、高松市の中でも人気の公園で、特別名勝に指定されています。

その広さはおよそ16.2ヘクタールで、東京ドームに換算すると3.5個分に相当する面積です。

紫雲山を背景に持つ栗林公園は文化財にも指定されており、文化財クラスの庭園では最大級の広さを誇っています。

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で三つ星に選ばれるほどの眺めの良さで、

高松市を訪れたら必ず立ち寄っておきたい人気の観光スポットです。

 

香川県といえば、こんぴらさんを忘れてはいけません。

「さぬきのこんぴらさん」と呼ばれる金毘羅宮は、海の神様として古くから親しまれている場所です。

海の神様ですが鎮座しているのは琴平山という山の中腹で、本宮までは785段もの階段を登っていきます。

さらに奥社まで登ると階段は1368段にも及び、参拝するにはなかなか体力を必要とするでしょう。

楽に参拝できない場所ですが、途中には重要文化財の建造物など見所がたくさん点在しています。

 

高松港からフェリーや高速船で行けるのが小豆島です。

小豆島はしょう油や佃煮、素麺などが生産されている他、オリーブの産地としても知られています。

小豆島は温暖な気候で、シーカヤックや海水浴などマリンスポーツが楽しめるうえに、島の7割は山間部というユニークな島です。

さらに温泉まで楽しむことができ、島の名産品であるオリーブをふんだんに使った料理も堪能できます。

じっくり心身を休めたいときには、小豆島に足を運んでみるのもいいでしょう。

 

高松市で注文住宅を立てるときに注意したいポイント

高松市では「都市景観条例」が1993年に施行されています。

さらに2011年には「美しいまちづくり計画」が、翌2012年には「景観計画」が策定され、

市のイメージを損なわない景観の形成が進められています。

「景観計画」は「景観法」にもとづいたものです。

高松市では、景観形成の基準としてマンセル表色系での色彩管理に力を入れており、建物を建設する際はその基準に沿っていなければなりません。

 

色彩基準は、一般区域と景観形成重点地区の2つに大きく分けられています。

一般区域は「市街地景観ゾーン」と「 田園居住景観ゾーン」、「 山地・丘陵地景観ゾーン」、「 海・島しょ景観ゾーン」で、

景観形成重点地区は「栗林公園周辺景観形成重点地区」と「仏生山歴史街道景観形成重点地区」、

「都市軸沿道景観形成重点地区」、「屋島景観形成重点地区」、そして「讃岐国分寺跡周辺景観形成重点地区」です。

 

高松市では、色彩を中心に適切な景観が維持されるよう、建築するにあたって必要な書類の届けが定められています。

用意する書類は景観計画適合確認書や現状がわかるようなカラー写真、完成予想図や外構平面図、

配置図などで、設計者に委任することもできます。

特に色彩については厳しい基準が設けられているため、景観を損ねないような家づくりを心がけた方がいいでしょう。

大規模な建物になると、さらに事前協議が必要になります。

高松市で注文住宅を建てる際は、まず「景観法」をもとに外観の色彩を検討し、地元の事情に精通した業者に任せることが大切です。

 

家づくりにおいて重要な土地探しについては下記記事にて詳しくご紹介しています。
注文住宅を建てたい!土地探しのコツや注意点

 

高松市での注文住宅はおまかせください

高松市の特徴や暮らしやすさ、観光名所など魅力について紹介してきました。

高松市には観光地ならではの景観条例があり、家を新築する際にも反映させる必要性が出てきます。

難しいと感じるかもしれませんが、プロに任せれば安心です。

高松市で注文住宅を建てる際の間取りや設計の相談は、ぜひライブデザイン・カバヤにおまかせください。

 

なお、予算を考える上で重要なローンについても併せてご覧ください。
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