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香川県丸亀市で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

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家づくりでは建物のデザインや間取などを考えるだけではなく、どこに建てるかの土地選びも重要です。

家を建てる場所は実際に住んでからの生活のしやすさに大きく関わります。

そこで、この記事では、香川県丸亀市で注文住宅を検討している人に向けて、エリア情報や住みやすさ、グルメ情報など、建てる前に知っておきたいポイントについて詳しく紹介します。

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人口はどれくらい?アクセスは便利?香川県丸亀市の基本情報

香川県丸亀市に注文住宅を建てることを検討しているなら、まずは市の基本的な情報や特徴を押さえておくとよいでしょう。

 

市の位置や人口、面積は?

丸亀市は四国を構成する4つの県の1つである香川県の中西部に位置する市です。

陸地エリアだけではなく、瀬戸内海に浮かぶ本島、広島、手島、小手島、牛島などの島々も丸亀市に含まれます。

また、東西が24.16キロメートル、南北が23.82キロメートルとなっていて縦と横がほぼ同じ長さをした形です。

面積は島しょ部の約23平方キロメートルを含めて全体で約111.83平方キロメートルあります。

一方、人口は2012~2019年の平均が11万80人で、人口総数は減少傾向にあるものの、転出数よりも転入数が上回る社会増の傾向です。

さらに、1年間の出産数は、少子化が課題となっている日本と同じく年々減っていますが、合計特殊出生率は国や香川県よりも高い数値を維持しています。

ちなみに、合計特殊出生率とは15~49歳までの女性を対象とした年齢別出生率の合計です。

 

自然に恵まれた丸亀市

丸亀市の魅力のひとつが自然に恵まれていることです。

瀬戸内海に面する市の北側には瀬戸内海国立公園があり、南側には讃岐山脈が連なっています。

さらに、讃岐平野の一部である内陸部には田園地帯が広がっているなど緑豊かな場所です。加えて、内陸の中心部には、新日本百名山のひとつで「讃岐富士」とも呼ばれている標高422mの飯山がそびえ、春になると山のふもとに美しい桃の花が満開に咲き広がります。

加えて、丸亀市を下流に置く土器川が山の中心を流れ、多数の箇所にため池もあるため、水にも恵まれた地域です。

 

気候

瀬戸海らしい気候で年間降雨量は約1000mmと比較的少なくなっています。

雨が1mm以上降った日の年間日数を示す降水日数は約100日で、日照時間は全国の平均よりも高い傾向です。

また、年間の平均気温は約16度と温暖で、冬でもだいたい5度以上はあります。

 

交通

市内には2つの鉄道路線と各種バスが走っています。

2つの鉄道路線とはJR四国(四国旅客鉄道)の予讃線と通称「ことでん」と呼ばれる高松琴平電気鉄道の琴平線です。

予讃線は丸亀駅と讃岐塩屋駅を、琴平線は栗熊駅と岡田駅間を結んでいます。

ただし、本数は多くないため、車利用が生活の基本です。

車移動においては、各種国道や県道のほか、徳島県の鳴門と愛媛県の川之江を結ぶ高速道路高松自動車道も通っていて、隣県への移動の際に便利に利用できます。

また、かつて瀬戸内海を使った海上交通の要地だった丸亀市には丸亀港があり、各島へ移動できるフェリーや客船も就航しています。

一方、空港はなく、飛行機を使う場合には、高松市の高松空港などを利用しなければなりません。

 

香川県については下記記事でもご紹介しておりますのでご覧ください。
香川県で注文住宅を建てるなら知っておきたいポイント!

 

どんな人に向いているところ?世帯別に見る丸亀市の魅力

丸亀市はどのような世帯でも住みやすいのでしょうか。

ここでは世帯によって便利に使える丸亀市の環境やサービスについて具体的に紹介します。

 

子育て世帯

子育て世帯にとって子どもを安心してのびのびと育てられる環境がある町は魅力です。

丸亀市は気候が温暖で雨の日が少なく、自然も豊かであるため外遊びを楽しめる機会を多く持てて健康的な子育てができます。

また、子育てを支援するさまざまなサービスがある点も子育て世帯にとって魅力です。

中学校卒業までの子どもを対象に、入院や通院の保険診療分にかかる医療費の自己負担分を助成する「こども医療費助成制度」があります。

制度は丸亀市内に限らず香川県内のすべての医療機関で利用可能です。

 

また、子育てを助け合う「ファミリー・サポート・センター事業」も実施されています。ファミリー・サポート・センター事業とは会員となった子育ての援助を受けたい人と援助したい人の助け合い制度です。

子育ての援助を受ける対象は6カ月~小学校6年までの子どもとなります。

援助内容は、たとえば、保育所や幼稚園、小学校が始まる前や終わった後の預かり、保育所や幼稚園などへの送迎などです。

利用は有料ですが、ひとり親家庭の場合には実費を除いた利用料の半額が助成されます。

 

さらに、急病の子どもに対応したサポート事業があるのも特徴です。

病気が理由で通園や通学が難しい子どもは、保護者が仕事などで保育できない場合に限り、病児・病後児保育実施施設で一時預かりをしてもらえます。

子どもが第2子で3歳未満か第3子以降で6歳未満であれば利用料は無料です。

そのほかにも、在宅で子育てをしている親とその子どもに対する講習会や保育所の園庭開放といった子育て支援、子育て相談やほかの親や子どもと交流できる場の提供などもあります。

 

夫婦世帯

夫婦ともに年齢が34歳以下で結婚し、丸亀市に住所を置く場合には「結婚新生活支援事業補助金」の申請ができます。

夫婦の所得が合わせて340万円未満であるなどの条件に該当している必要はあるものの、対象者は住宅費や引っ越し費用の一部について最大で30万円の支給を受けられるためお得です。

さらに、結婚後、子どもに恵まれず不妊治療を行いたい場合には、特定不妊治療費の助成を受けられます。

指定の医療機関で体外受精や顕微授精の治療を受けたときにかかった治療費の一部を支給してもらうことが可能です。

そもそも不妊について今後どのようにすべきか悩んでいる状態であれば、事前に、医師や保健師などの専門家による相談を受けることもできます。

 

加えて、市の少子化対策事業のひとつとして行われている婚活イベントで出会って結婚した夫婦であれば、新婚世帯定住促進助成金の利用もできます。

市内に3年以上継続して定住する予定であること、夫婦ともに年齢が満50歳未満であること、未納となっている税金がないことや結婚に関するお祝いの給付を受けたことがないことなどの条件はあります。

しかし、婚姻日から1年以内に申請すれば、1夫婦につき5万円の助成を受けられるお得な制度です。

現状では結婚していないものの、将来的に結婚を考え、住みよい場所に腰を据えて長期的に生活を送りたいと考えている人にとっても機会があれば利用したい、知っておく価値のある制度でしょう。

 

地方移住については下記記事でもご紹介しています。
地方移住の魅力!人気の移住先などをご紹介!

 

香川県丸亀市の観光スポット

丸亀市には自然や歴史、文化などさまざまな魅力を持った観光スポットがあります。

ここでは、代表的な4つのスポットを紹介します。

 

丸亀市の歴史を感じられる日本100名城のひとつ「丸亀城」

丸亀城はおよそ400年もの歴史を持つ名城です。亀山に築かれた城であることから「亀山城」という別名も持ちます。

60mを超える高さを持つ石垣は日本一ともいわれ、石垣の曲線の美しさや石垣を築く技術にも優れていて、公益財団法人日本城郭協会が選定する「日本100名城」にも選ばれました。

広い城内は史跡としてだけではなく、花見や散歩などを楽しむ場所としても市民に親しまれています。

 

見どころたくさん!風情が残る「金毘羅街道」

JR予讃線の丸亀駅を挟んで南北に続く金毘羅(こんぴら)街道は「丸亀街道」とも呼ばれる、かつての丸亀市の街並みの情緒を残した味わい深い街道です。

今でも夜になると点灯される「太助灯籠」から日本一高い「高灯籠」まで約12キロメートル続く街道沿いには歴史ある見どころが数多く点在しています。

 

子どもも大人も楽しめる!中四国エリア最大級のテーマパーク「レオマリゾート」

レオマリゾートは観覧車よりも高い空中を舞うブランコや最高時速75キロメートルで走る迫力満点のジェットコースターなど22種類のアトラクションが楽しめるリゾート施設です。さらに、季節の花々が広がる花ワールドやアジアの世界的な遺産を再現した世界を楽しめるオリエンタルトリップなどもあります。

夜には250万もの電球を使った中四国エリア最大のイルミネーションや3Dプロジェクションマッピング、光のショーなども楽しめるのも魅力です。

加えて、夏には260mの流水プールや3つのスライダーを設けたプールも利用でき、子どもから大人まで楽しめます。

 

瀬戸内海に浮かぶ島々

丸亀港からフェリーなどを利用すると瀬戸内海に浮かぶ丸亀市の島巡りを楽しめます。

たとえば、フェリーで約35分でアクセスできる本島(ほんじま)は江戸時代に海運で栄えた歴史の風情が残るさまざまな文化財を見られる島です。

また、同じく丸亀港からフェリーで約85〜105分で行く手島は夏になると一面に美しく広がるひまわり畑を楽しめます。

 

香川県丸亀市のおすすめグルメ情報

丸亀市で楽しめるグルメはいろいろありますが、ここでは特に有名な3つを紹介します。

 

さぬきうどん

丸亀市のある香川県は全国的にも知られるさぬきうどんの有名な県で、丸亀市もほかの市に漏れずうどんが名物となっています。

市内には数多くのうどん屋が点在し、お手頃な値段から気軽にうどんを食べることが可能です。メニューは豊富で、茹でたうどんにかけだしをかけたかけうどんやつけだしをかけたぶっかけうどん、釜揚げやしょうゆをかけたしょうゆうどんなどさまざまな食べ方を満喫できます。

 

骨付鳥

骨付鳥は鶏のもも肉を骨付きのままオーブン窯などで焼いた、丸亀市発祥の料理です。

香ばしい皮とあふれ出る肉汁がおいしさを引き立てます。

噛み応えのある親どりと柔らかさが残る若どりの2種類があり、気分に合わせて楽しめるのも魅力です。

スパイスが効いていて味付けもしっかりしているため、おかずとしてもビールのおつまみにしても食欲が進みます。

 

ハッサク

豊かな自然を生かして育てられているさまざまな野菜や果物のなかでも、県内最大の栽培を誇るのがハッサクです。

高い品質を持ったハッサクは、果物としてそのまま食べるだけではなく、ハッサクゼリーなどでも人気があります。

 

丸亀市に注文住宅を建てたいならここをチェック!

注文住宅を建てる際にはどのような生活を望んでいるのかを具体的にイメージし、建てる場所やその周辺エリアの情報をしっかりと集めたうえで計画的に行動を進めることが大切です。

将来の夫婦の働き方や子どもを予定しているかなどのライフプランに沿って土地探しや間取りの検討などをすると失敗を防ぎやすくなります。

また、自治体などが行っている支援制度や助成金制度なども事前にチェックし、対象となっているものがあれば必要に応じて上手に利用することも大切です。

丸亀市にも、さまざまな条件のもとで住まいや子育てに関する制度が用意されているので、家を建てる前に確認してみるとよいでしょう。

東京圏から丸亀市に引っ越しをして生活を始めることを検討している場合には、条件によって「東京圏UJIターン移住支援事業補助金」を受けられる場合もあります。

 

さらに、丸亀市は基本的に車移動を中心とした町であるため、通勤や通学なども考慮して通いやすい土地選びをすることもポイントです。

生活を始めてから住みにくさに気付いて後悔しないように実際に学校や会社、買い物などへの行き来がしやすい場所であるかも確認しておくようにしましょう。

 

快適な家づくりならライフデザインカバヤが安心

香川県丸亀市は豊かな自然とさまざま支援制度がある住みよい町です。

車がないと不便な点もありますが、気軽に行ける観光スポットや手軽な値段から食べられるグルメなどもあり日々をいろいろ楽しめます。

より快適な生活を求めて丸亀市で注文住宅を検討しているなら、ライフデザイン・カバヤにお任せください。

快適性と機能性を考慮しながら住む人それぞれに合った間取りの相談と設計で希望の家づくりを目指したご提案をいたします。

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