Works 施工実例
「30帖のLDKは譲れないポイントでした」。M様邸の特徴は何と言っても30帖もあるLDK。それだけの大空間を実現できるかどうかが、住宅メーカー選びの選択基準にもなっていったという。インテリアへのアプローチは、奥様の好む洋の雰囲気と、ご主人の好む和のテイストを融合させたジャパンディスタイル。特に木の使い方が素敵で、玄関に入ると天然木が縦型のルーバー状に並んだアクセントウォールがあたたかく出迎えてくれる。一面壁のように見えるが一部は隠し収納になっており、ルーバーはご入居後、ご主人がDIYで造作されたと聞きびっくり。背面側が玄関収納になっているのでとてもスッキリとした玄関になっている。
また、LDKの入口には、開放感を重視した2枚片引きのガラスドアを採用。大きな荷物の搬入や動線の自由度にもご満足。キッチンに立ちながら玄関の様子が見えるため、家族とすぐに顔を合わせられる点も気に入っているという。
「アイランドキッチンはライフデザイン・カバヤのオリジナルキッチン“クラフトプラス”にしました」。スクエアシンクやクォーツストーントップ、フロントオープンの食洗機など、デザイン性や機能性も含めたコストパフォーマンスの高さが決め手になったそう。
さらに、「誰もが安全に暮らせる家」をテーマに掲げ、理学療法士のご主人と元保育士の奥様の知識を活かしたユニバーサルデザインを採用。車椅子での生活も想定したゆとりある設計や、スイッチの位置などにもこだわられている。将来を見据えて1階だけで生活できるように、和室も計画。LDKと連続させることで、さらなる広がりを生み出している。
何度も丁寧な説明を受け、納得できる家づくりができたことで、完成後の後悔はほとんどないという。「家づくりはコミュニケーションが何より大切」と、紆余曲折のあった家づくりを振り返っていただいた。