勤務先の住宅補助制度がなくなったことがきっかけで、マイホーム購入を決心されたW様ご夫妻。
“木のあたたかみを活かした、ナチュラルモダンと和モダンの中間くらい”を理想に、木のイメージをふんだんに取り入れた。

外壁は継ぎ目が目立ちにくい、上品なグレーのサイディング。門柱は、外壁と同系色の塗り壁で、シルバーのパーツでクールなイメージに。夜は、ライトアップされた塗り壁の質感が、陰影になって浮かび上がり、オブジェのようにも見える。
外観には高級感のある木目格子をはじめ、軒天やバルコニー天井にも木目を配し、室内もキッチンの下がり天井をはじめ、吹き抜けと廊下の天井も木目で統一。板目のラインを揃えることで、遠近法的な視覚効果も生まれ、空間をより広く見せることにも成功した。さらに、“ひな壇階段”と小上がりの和室を縦格子で区切り、視線が抜ける開放感と和モダンなデザイン性を同時に実現させた。

吹き抜け上下の窓から入る光は、リビングはもちろん、2階の廊下を通じて家全体へ届き、家の中を常に明るく照らしてくれる。小上がりの和室やキッチン横のスタディ・スペースは、将来お子さまが生まれたときにもオールマイティに活躍してくれる。TV裏の隠し収納スペースや階段下、オープンなウォークイン・クローゼットなど、リビングまわりにたっぷり収納があるので、すっきりとした環境で住まうことができるのも大きな魅力だ。

システムキッチンは、高い機能と上質な素材が標準装備で、トレンドの色柄が豊富なバリエーションの中から選べる、ライフデザイン・カバヤのプライベートブランドキッチン『CRAFT plus（クラフトプラス）』。W様邸では、グレーのクォーツストーンのワークトップに、グレーのマーブル柄と木目を組み合わせたカップボード、浄水器一体型のタッチレス水栓やグリル付きIH調理台、引き出し型で深型の食器洗い乾燥機など、最新のデザインと機能を選んだ。

選び抜かれたシンプル・スタイリッシュなインテリアとナチュラルな木のぬくもり感に包まれて、訪れる誰もが癒される心地よい住まいが完成した。