見晴らしのよい開けた土地に建つ、キューブリックでモダンな家屋が印象的な住まい。

「開放的なイメージにしたい」と、玄関は段差のないフルフラットで、海外の家のような雰囲気に。
素材の違いでエリア分けすると同時に、カーペット状の玄関マットを敷いて、室内と土足のエリアを区切った。

段差のないフラット玄関から続く23.5帖の広々としたLDKは、吹き抜けや坪庭のおかげもあり、開放感は抜群。
土間収納が洗面所に直行できる通路にもなっていて、回遊動線で使い勝手がいい。

「キッチンに立って料理しながら、外の景色も見えるようにしたかった」という奥様。
キッチンカウンター正面にある縦長のFIX窓からは、少し先にある森が見えるよう設計された。

リビングの坪庭横の3帖の小上がりスペースは、ヌックとして利用。
今は小さい下のお子様の遊び場になっているが、お子様の成長に合わせて、
お昼寝をしたり勉強したりと様々に活用できそうだ。

そして何といっても特徴的なのは、正面から見た前庭のロックガーデン。
海外ドラマの『ブレイキング・バッド』のような、ニューメキシコやカリフォルニアなど
アメリカ南西部の世界観をイメージしているそう。

夜は、ライトアップされたパームツリーが真っ白な壁に映し出されて、昼とはまた違った表情を見せてくれるという。
今はまだ小さなヤシの木も、お子様の成長と共に大きく立派に育っていくに違いない。