完成見学会でも人気を集めたコンパクトでも豊かな空間のある家

Works 施工実例

戸建て住宅

左の床面はバルコニーに面するサッシの窓枠にあわせてかさ上げしてある。室内に段差があることで空間に変化や凝縮感が生まれ、実面積以上に空間を豊かに感じることができる。タイルを用いた床面の切り換えもそうしたテクニックのひとつ。玄関と同じタイルを用いることで、家全体のつながりにも配慮されている

2階リビングにすると1階のプランニングにはある程度余裕が生まれる。Ｆ邸ではその余裕が玄関に活かされていた。床のタイルや壁面をグレーにすることでクールで程よい落ち着きのある空間に。椅子の白、自転車の黒、木部の茶色はＦ邸のコンセプトカラーでもある

バルコニーを囲う壁も白と黒でコーディネート。細部までデザインにこだわっている

住宅地に建つF邸では、当然ながら周りは家々で囲まれているため外部からの視線が入りやすい。そこでリビングを2階にもってくるプランが採用された。LDK＋バルコニーはゾーンを上手く区切りながらも、一体的な空間を保っていて暮らしやすそうだ

外部からの視線を緩和するため、窓の多くは高窓になっている。バルコニーの部分は高さのある木製のルーバーが設えてあり、風を通しながらも視線が入り込まないように考慮されている

リビングの入口は造作のガラス戸を依頼。太めの黒枠が大胆で、空間のアクセントになる

ミニマムで洗練された洗面台。大柄なタイルが少しレトロでもあり、こちらもクールだ

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