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どんな生活をするかを徹底的にイメージ。ミニマル思考とノイズレスデザインの家。

戸建て住宅
吹き抜け シンプルモダン

これが家づくりのスタートだったと、K様は1枚の写真を見せてくれた。それは光がとても印象的な写真だった。玄関ホールの一部に吹き抜けが設けられているのだが、開放感やたくさんの光を確保するような大きな吹き抜けではなく、明かり取りのための小さな吹き抜けが写っていた。そこから自然光がスポットライトのように降り注ぐことで、明るいハイライトから柔らかなグラデーションを描きながら玄関ホールに光が広がる様はとても美しい。「こんな家にしたいなというのが家づくりの動機になりましたね」とK様。完成した住まいの玄関は、K様が参考にされた事例と同じように、光が印象的な空間に。さらに間接照明を追加して、より陰影の美しい玄関に仕上がっていた。

また、LDKの壁はリビング側に対して、ダイニング側で45cmほど外壁が奥にセットバックしている。これはダイニング側に設けた収納やエアコンが飛び出して見えないようにした細かな配慮で、これもノイズレスデザインだ。そして、ドアストッパーの機能はドア上にアームに持たせてあり、よく見る床にあるストッパーのように悪目立ちすることがない。その他、スイッチデザインやコンセントの向きなど、細かな点までノイズを消す作業を重ねることで、スッキリとした美しい空間に磨かれたそうだ。

延床面積32坪と、比較的コンパクトにまとめられたK様邸。自分にとって必要なものと必要で無いものをしっかりと見分け、ミニマル思考で家づくりを進められたそう。ノイズレスなデザインもそうした感性から生まれたもののようだ。
また、「目立たせたいところは目立たせて、あとはシンプルに」とK様ご自身もおっしゃるように、単純にシンプルさを求めるのではなく、メリハリを持たせるという点を重視されている点もミニマル思考といえるだろう。玄関の陰影をはじめ、明るいところと暗いところを上手くつくっておられる点もメリハリの一例。ダウンライトは光の広がりが少ないタイプを使い、テーブルや床をスポットライトに照らすなど、光の明暗を上手くコントロールすることで、シンプルながらリッチな空間に仕上げられている。

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