Works 施工実例
「非日常性も感じられる、ホテルライクな家がテーマでした」
デザイン性にこだわられただけあり、非常にクリーンでスマートな室内空間に目を奪われるお住まい。
大きな吹き抜けから差し込んだ光が、真っ白な壁に幾度も反射を繰り返すことで、空間全体がやわらかな光に包まれ、心地よさが広がっていく。
広々としたリビングと大きな吹き抜けのある21帖超のLDKも実現。家事動線にもこだわられたそうで、サニタリーはキッチン裏手側に一列でレイアウトされている。オリジナリティあふれる造作の洗面は、独立型にして使い勝手にも配慮。すぐ横にはファミリークローゼットもあり、ランドリールームで洗濯・乾燥後すぐに収納ができる効率のよいレイアウトに。自分たちのライフスタイルにあわせて、さらにブラッシュアップを図り、とても住み心地のよい家に仕上げられた。
インテリアは温かみのあるホワイトからグレージュへのグラデーションで綺麗にまとめられており、まさにホテルのような上質さと、それを上回る居心地のよさがデザインされている。ダイニングテブールの椅子は、2脚がアイボリーで、もう2脚がグレー。真っ白な空間のリビングから色味のあるキッチンへ、空間のトーンのつながりとレイアウトにマッチングさせて椅子の色を変えられている繊細さに気付く。
ライフデザイン・カバヤでの家づくりを決められたお施主様だったが、土地探しも並行して行われていたという。同社が分譲している土地もいくつか紹介してもらい、新しく開発された住宅団地内にある今の土地での建築を決められたそう。ちょうど、同じタイミングで同社のモデルハウスが建っており、住宅展示場の大きなモデルハウスとは異なる、実際の分譲地サイズでの建築だったため、大いに参考になったそうだ。
「周辺の建売住宅と比べても、それほど金額に差ができたわけではなかったですね」。
さりげなく坪庭が見える玄関の地窓、ノイズレスなデザインが美しいリビング入口のガラスドアなど、センスのいいディテールがそこかしこに積み重ねられたお住まい。「予算は少しオーバーしたけど、細部までオーダーできたことを考えると、とてもコスパがいいと思います」と、費用面での満足度も語っていただいた。