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キュービックフォルムが重なるスマートな家 施工事例を参考に理想の我が家を実現

戸建て住宅
バリアフリー 収納の多い家 子育てに優しい家 趣味を満喫できる家

四角い箱を積み重ねたような形が特徴のS邸。正面から見ると、2階は左右に分かれ真ん中がぽっかりと空いている。実はこの部分、外からの視線が遮られた約10畳ものルーフバルコニーになっているのだ。

他にもLDKにもこだわりが強かったそうで、まず目に入るのがリビングの壁面に美しくセッティングされたAV機器。単純にTVが壁掛けになっているだけでなく、間接照明によって質感が浮かび上がるタイルや、上下に分かれた窓、そして壁と一体となった造作カウンターなどがスマートにコーディネートされている。そして、その隣にあるのが、腰掛けられる程の段差がつけてある和室。S邸の特徴として、和室がダイニングとリビングのすぐ横にある。直接床に座る空間が隣に並ぶと落ち着かなくなったりするもの。その要因は、視線の高さに違いがでるからだ。床面の段差は、空間に変化を付けながらも視線の段差を無くし一体的な空間として機能するようによく考えられている。

Sさんが何よりこだわったのがLDK。「住み始めてしばらくはモデルハウスに住んでいるようで、自分の家ではないみたいでしたよ」と苦笑いしながらSさんがおっしゃるとおり、TVやオーディオがスタイリッシュに収まっていて住宅展示場のようだ。一角にある和室が空間に変化を付けてくれているのも、リッチな空間演出のポイントだ(写真はすべてS邸)

つぎにこだわられたのが約10畳もあるバルコニー。外部から見えにくいのもいい

建て替え前の家にあった欄間を新築住宅にアレンジ。想い出はずっと受け継がれる

濃床の間の一部がスリットになっていて、外の光が漏れてくるのもスタイリッシュだ

シンプルモダンな外観のS邸。特徴的なのは2階が2つに分かれているかのようなフォルムだ。実は左右に分離しているのではなくコの字型になっており、真ん中のスペースが大きなバルコニーになっている。木製のルーバーが風を通しながらも、視線は遮ってくれている

岡山中央店のモデルハウスを参考にされたAVシステムスペース。重くなりがちなこうした部分も、高窓と足元の窓によって圧迫感がなくし、軽快な印象に仕上げてある

以前の家はキッチンが孤立していたので、一体感のあるオープンキッチンを採用。キッチンに立ちながら、子どもたちの様子がよく分かるのも良かったそうだ

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