Works 施工実例
モノトーンのモダンな外観に、伝統の“和”と木目の美が融合したLDK。 未来のライフプランまで見据えた、生涯を通じて快適に住まう家。
「自分たちの気に入るものを、自分たちで選んでつくりたい」と考えていたD様ご夫妻。これまで見てきたお宅の中で最も琴線に触れたのが、ライフデザイン・カバヤのインテリアコーディネーターとして働いている奥様の幼なじみの家だったそう。「ウッディな雰囲気が素敵で、リビングも広くて、ぐるっと一周できる動線も便利そうで…こんな家なら最高!と思って。自分たちが家を建てるときには絶対お願いしよう!と決めました」。
LDKへのドアを開けると階段と和室、キッチンが目の前に。一番に目を惹かれるのが、明かり障子のある和室だ。板間と床柱もある本格的な和室は、あえて銀鼠色の琉球畳にしたことで、白と木目のコントラストが際立つ。キッチンは、主に平日の料理を担当するご主人が使いやすいよう、また、お酒を飲むシチュエーションにも合うように、アイランド型のセラミック天板をカウンターにハイスツールを置いて、バーのような雰囲気に。
ナチュラルな木目と白い壁が眩しいエントランスホールは、高窓と地窓から光が差し込む明るい空間だ。玄関土間の白い引き戸を開けると、シューズクローゼットの先にファミリー玄関が出現。コートなどが掛けられるハンガーパイプが設置されたファミリークローゼットは、洗面台のあるランドリールームに直結し、廊下にもつながっていて、ぐるりと一周できる回遊動線になっている。廊下には“ただいま手洗い”ができる造作洗面台を設置。きらきらと光を反射するガラス製のペンダントライトをはじめ、アイアン水栓やストーン風ボウルに、モロッカンタイルがあしらわれたコーナーが可愛らしく出迎えてくれる。吹き抜けの高窓から覗く月や、地窓を彩る坪庭の紅葉で四季を感じ、縁側のあるお庭では七輪でBBQを楽しむことも。
幼なじみのお宅を参考に、L字の障子戸や縁側にも提案を柔軟に取り入れ、たくさんの経験と技術が集結した、満足度の高い住まいとなった。