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Environmental Performance 環境性能

人と環境にやさしいCLTハイブリッド構法の住まい

CLTハイブリッド構法の住まい

日本の人工林の多くは、戦後の復興期に、先人たちが未来の為に植えたスギやヒノキです。伐採の適齢期を迎えていますがそれらは、林業の衰退と共に放置されているのが現状。 国産材の需要を生むことで、植林と伐採のサイクルを正常に戻し、持続可能な社会に貢献する。 ライフデザイン・カバヤはそんな使命感を持ってCLTに向き合い、次世代の新しい素材であるCLTのパイオニアとして住宅業界初のCLTプレハブ化に着手しました。

炭素の保存庫としての「第二の森」の住まい

環境にやさしい炭素の保存庫としての「第二の森」の住まい

CLTHBパネルは、一般的な筋かい(国産材90mm×45mm:たすき掛け)の耐力壁に比べ、木材使用量は3.3倍となっています。 炭素貯蔵量に換算すると、一般的な筋かいと比べて2倍となり、炭素の保存庫として、より環境にやさしい「第二の森」の住まいであることが分かります。

林野庁(2021).「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の表示に関するガイドライン」で示した  「建築物に利用した木材に係る炭素貯蔵量の算定シート」より算出

CLTは、サステナブル。森と地域と人をつなぐ、それがCLT効果。

今、CLTが活用されています。都市にCLTの建物が建つことで、木の需要が増え、林業や木材産業が活性化されます。都市と、地方が手を取り合い、ともに発展する仕組みができます。また、CLTは環境負荷が少なく、二酸化炭素排出量削減や森林保全にもつながる材料です。CLTの活用により、日本国内に豊富な森林資源を循環させ、地方創生と環境の両面から、サステナブルな社会の実現に貢献します。

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WOOD CHANGE
やさしくて剛い「森の壁」で家を建てる。

やさしくてつよ「森の壁」で家を建てる。

未来のために脱炭素に貢献する木造建築

脱炭素サイクル

木は大きくなると二酸化炭素の吸収量が減るため、伐採し家づくりに使うことで、森を若返らせていくことが大切です。 木を豊富に使った住まいは、吸収した二酸化炭素を炭素として固定化する、まさに「第二の森」の家。地球温暖化を防ぎ、脱炭素社会の実現に貢献していきます。

  • 住宅一棟当たり(約38坪)の炭素固定量
  • 住宅一棟当たりの主要構成材料製造時のCO2排出量

木とともに生きていくこれまでも、これからも。

木の力

木の力は環境だけでなく、
人の心と体の健康にも良い効果をもたらします。
人にも環境にも優しい木の住まいが広がることで、
木と生きる未来が価値あるものになります。

木の住まいで得られる4つの効果

  • 1

    癒やす

    癒やす

    木の香りによるリラックス効果

    木の香りには「フィトンチッド」というリラックス成分が多く含まれています。 また、木の温もりのある見た目や手触りが、あたたかな気持ちにしてくれます。 さらに、ストレスの元となる不快な音や強い光を程よく和らげる性質もあります。

  • 2

    安らぐ

    安らぐ

    深い眠りをもたらす木の空間

    木を使った空間で過ごすとき、ゆったりとした気持ちで寛ぐことができ、さらに睡眠時にはより深く長い眠りにつけることが分かっています。 木材を使用している部屋と使用していない部屋では、脳波の測定値に大きな変化がありました。

  • 3

    守る

    守る

    高い断熱性と調湿作用

    鉄やコンクリートに比べて熱を通しにくいため、冬の寒さや夏の暑さから私たちを守り、さらに調湿作用によってダニやウィルスの繁殖を抑えてくれます。 高温多湿な日本の気候風土には、欠かすことのできない素材といえます。

  • 4

    育てる

    育てる

    子どもたちの集中力を上げる

    木を使った空間で勉強すると、子どもたちの集中力が上がり、学習後の疲労感も少なくなることから、木の学習机や椅子を使ったり、校舎を木造にしたりする学校も増えています。