CONCEPT MODEL
睡眠健康サイクルを取り入れた6つのコンセプトモデル
良い眠りのための「環境づくりの重要性」
厚生労働省が発表した「健康づくりのための睡眠指針2014」では
毎日の朝食や適度な運動、こころの健康、生活習慣予防など、
さまざまな角度から睡眠の重要性を唱えています。なかでも第6条では、
より良い眠りのための「環境づくりの重要性」が謳われています。
入眠前のリラックス
覚醒水準が高く興奮した状態は良好な睡眠を 妨げるため、スムーズに入眠するためにはリラックスすることが大切です。寝床に就く前に少なくとも1時間は何もしないでよい時間を確保することが有効です。
温度と湿度
寝床内で身体近傍の温度が33℃前後になっていれば、睡眠の質の低下はみられないと考えられています。また高湿度になると覚醒が増加し、深睡眠が減少することが示されています。
夜間の騒音
夜間の騒音は45~55dB程度であっても、不眠や夜間の覚醒が増加することが占められています。一方極端に刺激が少ない条件では、 反対に覚醒度が高まってしまい、不安や緊張が高まるという報告もあります。
光の覚醒作用
光の覚醒作用を利用し、朝の起床前に寝室を少しずつ明るくすると、それに応じて睡眠が浅くなり、起床時の目覚め感が良くなることが示されています。
睡眠健康サイクル24時間の過ごし方で
眠りの質が変わります
さわやかな朝の目覚めにはじまり、太陽の光を浴び、適度に身体を動かし、夜は眠りのためのリラックスを…。
より良い眠りのために、一日の各シーンを健やかに過ごすことは欠かせません。
それでは一日の流れによって、スリープ・ファーストな暮らしを見ていきましょう。
睡眠健康サイクルを取り入れたコンセプトモデル
Haco Cafe & Terrace
やわらかな朝日を浴びながら、
ゆったりとブレックファーストタイム
家族を送り出してほっと一息、
お気に入りの場所でゆったりと朝食を楽しむ
私だけの贅沢なひととき…。
体いっぱいに朝日を浴びると心と体が静かに目覚めていくのがわかる。
天気予報は晴れ。
きょうも、私の一日が爽やかにはじまっていく
Couch
日差しに誘われて…
まどろむ午後のカウチスタイル。
穏やかに午後の気配が訪れるころ、
リビングルームのカウチは私の特等席になる。
読みかけのミステリーをパタンと閉じれば
いつの間にか夢心地。
足を投げ出してくつろぐ、
お気に入りのリラックススタイル。
少しの休息でリセットされたら
子どもたちの「ただいま!」を
とびきりの笑顔で迎えてあげよう。
Home Athletic
心地いい汗が毎日の快感になる
ホームアスレチック。
ジム通いもいいけれど好きな時間に
ちょっと体を動かせるのがいい。
2階のフリースペースで 私は夕方ヨガ、主人は休日ウォーキング。
毎日の食事が格段に美味しいのも、
夜の寝つきがよくなったのも、
きっと体を動かしているから。
家族の健康は何よりのしあわせ。
あしたはどんな汗を流そうか。
Relax
一日の終わりは
深い安らぎに満ちた
リラックススタイル。
手本は、ホテルのバーやレストラン。
間接照明のやわらかく温かみのある光があれば
昼間、ちょっと言えなかったことも
言えたりするから不思議です。
今日はどんな一日だった?
光のマジックに酔いしれるひととき。
何でもない夜が特別な夜に変わっていく。
Sleep Quality
おやすみ。そしてあしたへ。
心地よい眠りを誘う
ベッドルーム。
満天の星が輝く夜、風がささやく夜。
雨の夜。深々と雪が降り積もる夜。
この家でいくつもの夜を過ごし明日を迎えてきた。
ベッドに体を横たえた瞬間やってくる幸福感。
ここは、明日の自分を夢みる場所。
See you tomorrow
家族の「おはよう」が待ち遠しい。
Morning Time
朝日の力で
心と体が自然に目覚める
モーニングタイム。
わが家の朝は、目覚まし時計のいらない朝。
子どものころ、母に朝起こされると
決まってふくれっ面になっていた。
今は、自然に目が覚める。
体が歌いだす、踊りだす。
生まれたての「おはよう」が
今日もわが家を包み込む。
ありふれた朝の風景が愛おしい。