「元々は賃貸派だったんです」というT様ご夫妻。賃貸や建売りなどの情報を集めるうち、「もしかして予算内で家を建てられるのでは…？」と気付いたという。

一番こだわったのは、24.5帖もある広々としたLDK。元気いっぱいのお兄ちゃんがお家の中で走り回って遊べるように、また、お友だちが来ることも多いため、みんなの顔が見えるリビングが理想だった。正方形で見晴らしのよいLDKなので、目が離せない1歳と3歳のお子さまたちの様子もよくわかる。ローサイズのシンプルなインテリアに統一したことで、玄関から入ってすぐの扉を開けたときの空間の広がりと開放感もひときわだ。

ミッドセンチュリーモダンなデザインがお好きで、絵やオブジェなどのアートを集めているご主人のために、玄関やLDK、寝室や書斎、階段やトイレにまで、壁面のあいたスペースのほとんどに下地を入れ、どこでも好きな場所にアートを飾れるようにしたそう。土間収納のある玄関スペースは、地窓で明るさを入れつつ、巾木の上にもオブジェを飾れるように。収納部分はRのタレ壁でデザイン性を持たせながら、トビラをなくして奥行き感も出し、中からも外からも出入りできるようフローリング部分を伸ばして、広い上がり框にした。左右の稼働棚のうち、右側の棚は、真ん中に仕切りが入らない背中で支えるタイプで、たくさん収納できるようになっている。

たくさん人が入っても余裕の広々としたリビングに加え、芝生のお庭や駐車スペースもたっぷり確保した。天気の良い日は、お庭でBBQを楽しむことも多いそう。週の半分以上は、大抵どちらかのご友人が来ているほどで、「今日は誰が来るん？」とお兄ちゃんも楽しみにしているとか。活発なお子さんの個性をのばし、ご主人の趣味を充実させ、奥様の家事をラクに、ご友人も頻繁に呼べる、願いがすべて叶えられたお住まいになった。