O様邸の大きな特徴は、家事効率を高める回遊動線のある間取り。ペニンシュラキッチンから、水回りやウォークインクローゼット、玄関ホール、リビングがスムーズにつながり、暮らしやすい家に。「洗濯室とクローゼットが並んでいるので洋服を畳まずに収納でき、家事負担が減りました」とO様。また、ダイニングと横並びにしたキッチンは家事効率に優れるだけでなく、素材や色の統一感によってインテリアとしての質感も高い。さらに、掃除がしやすい点や使い勝手の良い収納も奥様のお気に入りポイントだという。

「私が気に入っているのは、夜にソファに座ってリラックスする時間ですね」とご主人。間接照明にやさしく照らされた夜のリビングでのひと時が至福だという。壁掛け設置のTV、フロートの造作ボード、掘り込みカーテンボックスにバーチカルブラインドなど、ディテールにもこだわられたという。細部のデザイン性を高めることで、モノトーンのシックな空間はより洗練した空間に仕上がったようだ。
こだわりをたくさん取り入れながらも、しっかりと検討することで無駄なコストをかけない家づくりに成功されたO様だった。