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アナログプレーヤーを作ろう(16)

2021年6月13日 日曜日 am6:34

こんにちは、菊政です。

 

レコードプレーヤーを作っています。

 

この日は、

レコードプレーヤーに内蔵されたイコライザーに

電気を供給する電源部を作っています。

 

 

 

 

抵抗はカラーコードといって

一目で値がわかるように値が色分けで表示されています。

(値をそのまま数値で印刷している場合も、もちろんあります)

やや見にくかったので間違えないように値ごとに振り分けておきました。

 

 

 

 

パイロットランプは手持ちの物を使ったのですが

長くてじゃまなので、

ブラケット(緑の筒)を短く切って

中のネオンランプ(緑の筒の右に写っています)も取り出して

B電源の250Vの直流で灯すように抵抗の値も変更するのです。

(200kΩにしてみたところ、いいくらいの明るさでした)

 

 

 

 

取り付け、

 

 

 

 

こんな感じ、

出力のコネクターの配線に熱収縮チューブを被せて、

 

 

 

 

ヒートガン、

 

 

 

 

これでいいかな、

 

 

 

 

ヒーターの直流点火回路です。

MLCCの基板は傷めないよう

後でハンダ付するのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

電源トランス(左下)から配線を始めます。

 

 

 

 

整流管(中央上)、ヒーターバイアス(右上)回路の配線をして、

 

 

 

 

エンパイアチューブを

 

 

 

 

25ミリに切って、

 

 

 

 

フイルターコンデンサーの足に被せて、

予備ハンダ、

 

 

 

 

B電源のπ型(パイガタ)フイルター周りも完成、

 

 

 

 

次はB電源の安定化回路(右側)を作って、

 

 

 

 

最後にAC100V周りです。

 

 

 

 

100V線の根元にカッターで切り込みを入れて、

 

 

 

 

切り込みに結束バンドをしっかり嵌め込んで固定、

 

 

 

 

ほぼできました。

 

 

 

 

MLCCを取り付けて、

 

 

 

 

 

 

 

 

このZ型の金具があったので活用、

 

 

 


リーマーで穴を広げて、

 

 

 

 

4ミリのビスが通るようにして、

 

 

 

 

取り付けて、

 

この虫みたいな物体は電池で、

 

 

 

 

元々は、右の状態で販売されていて、

基板等にそのままハンダ付けできるように

一般のボタン電池(CR2032)に

「タブ付き」と言って、端子が付いた電池なのです。

それをたくさん買って、

左のように次々とハンダ付けして繋いで

18個積層して、熱収縮チューブを被せたのが上の画像の物です。

 

1個が3Vで18個ですから

3V×18個=54Vのはずですが

新しい電池は3Vよりやや電圧が高いので

実測58Vあります。

 

 

 

 

バンドが当たるところは

ビニールテープを巻いて、

 

 

 

 

結束バンドで

 

 

 

 

固定しました。

 

 

 

 

この電池は、

安定化電源の基準電圧に使うのです。

これにより、ノイズや変動の極めて少ない

超クリーンな電源を目指しています。

 


この電池につながる回路は、

電池からの電流は流れない(ほぼゼロの)設計になっているので

電池自体の内部放電だけが電池の寿命を決めるので

10年くらいは使えると思うのです。

 

 

 

 

いよいよ

真空管を挿します。

 

レギュレーター管は、

ERICSSON(エリクソン)社の6761で

業務用の通信機器に使われていた真空管の様です。

つい、10本くらい買ってしまって、

手持ちがあるので使うのです。

 

ガラスの質感や、プレートの質感が

WE社の真空管とそっくりなのも気に入っています。

 

 

 

整流管 6X4 です。

こんな小さな整流管なんて

今時、はやらないのですが

結構好きな真空管なのです。

 

 

 

 

電圧検出、増幅用には

12AX7(ECC83)を2本使います。

ナショナル製の手持ちがあるので使うのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

感電しないよう、

ゴム手袋をして、

 

 

 

 

SW、ON、

 

 

 

 

12AX7 のヒーターが赤く灯りだしました。

 

 

 

 

6X4 も

 

 

 


6761 も、

 

 

20秒ほど待って真空管が温まったところで、

各部の電圧のチェック、

出力波形の確認などなど、、

 

じつは、

かなり高い周波数で発振していました。

定電圧電源のゲイン(増幅度)を

欲張りすぎたからだと思うのです。

ちょっとやりすぎたかな、、

位相補正等で止められるかもわかりませんが

時定数が入ることや、不安定なのは嫌なので

12AX7を2本とも増幅度のやや低い

12AT7(ECC81)に交換したら

あっさり止まりました。

 

 

 

 

ヒーターの直流点火も、負荷を掛けた状態で、

予定より1Vくらい高めの電圧が出ました。

さすが、ショットキーバリアダイオード、

ダイオードと1段目のMLCCの間に抵抗を追加して

6Vくらいに合わせました。

 

 

 

 

イコライザーに繋いで音出しです。

 

イコラーザー本体より、

脇役のはずの電源の方が断然大きいのです。

 

 

 

 

ボンネットを被せて、

 

 

 

 

SW、ON,

 

 

 

 

もともと、このように縦に置くつもりだったのですが、

なんか、愛想が無いですね、

やはり、横に置きたいですね、

 

 

 

 

今日は、縦置きで音出し。

 

 

レコードを掛けています。

 

 

やはり、

電源がいいと

さすが、OOOOOだねええ、

なんて思うのですが

気のせいかも分からないので

成果は、ご想像にお任せで、

 

パワーアンプは元々ケミコンを一切使っていないので

今回、イコラーザーも全てケミコンを無くしたので

これで、ケミコンレスのシステムになりました。

 

16回にわたり、長々と失礼いたしました。

もし、全部見てくださった方がいらっしゃいましたら

本当にありがとうございます。

 

まだ、完成度80%くらいなのですが、

アナログプレーヤーのお話は一旦終わりにしたいと思います。

ありがとうございました。

 

また、

ひょっとしたら、

続きをUPするかもわかりません。

 

おしまい。おしまい。

 


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