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アナログプレーヤーを作ろう(1)

2021年5月15日 土曜日 pm1:36

こんにちは、菊政です。

 

最近はレコードが復活しているそうですね、

アナログプレーヤーを作ろうと思い格闘しました。

 

 

 

 

DENONさんのPD-1000というターンテーブルです。

30年以上前に作られたもので、

かつて一世を風靡したDPシリーズの下位機種なのです。

偶然入手できたので、これで作ろうと思います。

 

 

 

 

電源兼用の回転数切替スイッチです。

 

 

 

 

ストロボと呼んでいますが

ここの四角い光がこのように停止していたら回転スピードが合っています。

ところが、

時々、突然、

猛然と高速で回り始めるのです。

 

どうやら、中のトランジスターの経年劣化が原因らしいので

交換と全体のメンテをしようと思います。

 

 

 

 

ゴムマットを取って、

 

 

 

 

ターンテーブルを外して、

 

 

 

 

発泡スチロールの端切れを3つ重ねて台にして、

 

 

 

 

逆さまに置きます。

 

 

 

 

カバーのネジを外して、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中の基板です。

 

 

 

 

磁気シールドもされていて

11Wの消費電力用とは思えない大さで、

立派な電源トランスなのです。

 

防振用のゴムは要交換ですね、

 

 

 

 

ダイレクトドライブの要のモーターです。

結構大きい、

 

 

 

 

このスライドスイッチがとても固いのです。

 

 

 

 

このプラスチック板を外して、

 

 

 

 

やっぱり、、

グリス(油)が、かなり固まっていました。

(上の画像は拭き取った後です)

 

 

 

 

クリック感を出すためのボールです。

これもグリスを取り去って、

 

 

 

 

代わりに

WD-40というオイルを多めに塗って、

 

 

 

 

組み立てました。

 

 

 

 

ストロボの窓、

 

 

 

 

ミラー、

 

 

 

 

ストロボ管(オレンジ色の光なので、たぶんネオン管)も

洗剤をつけて綿棒で優しく清掃、

 

 

 

 

次はいよいよ基板の部品交換なのです。

 

 

 

 

基板のネジを外して、

 

 

 

 

結束バンドを切って、

 

 

 

 

白と黄色の線(磁気ヘッドに行っているシールド線)を取り外して、

 

 

 

 

作業できるようになりました。

 

 

 

 

はんだの吸取り器です。

水鉄砲ような構造のもので、

違うのは、出すのではなくて吸い取るのです。

 

右の白いところをぐっと押すと中のピストンが左に移動します。

移動し終るとロックされます。

真ん中上に写っている白いボタンを押すと、

内蔵されいるコイルスプリングの力で

中のピストンが右に勢いよくガシャッと動くのです

この時の負圧で溶けたハンダを一気に吸い込みます。

 

 

 

 

吸い込み口です。

 

 

 

 

あらかじめ買っていた部品です

 

トランジスターは全て廃版になっていましたが

ヤフオクや秋葉原の電子部品店のサイトで

揃えることができました。

 

真ん中あたりに写っているのはケミコンで、

これらは、その下のゴムと一緒に

岡山のパーツ屋さんで買いました。

 

 

 

 

ハンダ鏝でハンダを溶かしながら、

吸い取り器で一気に吸い取って、

古い部品を外します。

 

 

 

 

用意していたトランジスターを挿して、

こんな感じです。

 

 

 

 

ハンダ付けして

足をニッパーで切ります。

 

 

 

 

トランジスターの「2SA561」です。

右が取り外した561で

左が交換用の新しい561です。

 

 

 

 

取り外したトランジスターです。

足が腐食しているのが不具合の原因の様で

中まで腐食が侵入して

トランジスターのチップそのものに影響するのでしょうか

 

 

 

 

ケミコンも経年劣化していると思うので

念のため全数交換するのです。

右が取り外したケミコンで左が新しいケミコンです。

ずいぶん小さくなりました。

 

 

 

 

新しいケミコンたちです。

 

 

 

 

取り外したケミコンやトランジスターです。

 

 

 

 

「2SC458」 は形状が変わっていたので

基板に挿し込むときに向きを確認する必要があります。

この画像の向きが同じ電極の並びなのです。

右が旧で、左が今回交換したトランジスタです。

(撮影のためにいったん取り付けたものを外しました)

 

 

 

 

真ん中あたりに写っている黄色と白の線

(磁気ヘッドに行くシールド線)は

基板を裏返すためにいったん外していましたので

ハンダしなおして、

 

 

 

 

基板を取り付けて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電源トランスの防振ゴムは

使えそうな大きさのものを買ってはいたのですが

うまく使えませんでした。

 

 

 

 

今度はサイズを計っておいて

次回に交換ということで、

 

 

 

 

モーターです。

回すとシュルシュルと音が出ていました。

たぶん、オイルの劣化と思うのです。

 

 

 

 

ターンテーブルから取り外して、

 

 

 

 

蓋を開けて、、

すごい、

立派な分厚いアルミダイカストのボデーなのです。

んーん、すごい、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローターです。

美しいと思うのです。

ここでも、

真面目なものつくりの心が伝わってくる気がしました。

 

 

 

 

軸受けを綿棒で清掃、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カバー側の軸受けも清掃して、

潤滑用にWD-40を差して

組み立てて、

 

 

 

 

元のターンテーブルに取り付けました。

 

 

 

 

動作確認をして、、

OK!

この日の作業は終わりました。

 

①部品を集める前に基板を見たときに

 トランジスターとケミコンを各1個見落としていたので

 部品が足らず、未交換になっている。

 

②トランスの防振ゴムが未交換、

 

③速度調整がやや不安定なので

 速度調整用のボリュームと

 プリセット用の半固定抵抗(2個)も交換したい、

 

3つ、宿題になりました。

また、続きをしますね、

 

おしまい。おしまい。

 


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