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閑谷学校の楷の木

2016年11月17日 木曜日 pm8:32

備前市にあります日本遺産

閑谷（しずたに）学校の楷（かい）の木が紅葉しました。

ここ数年、楷の木に元気がなかったのです。

心配していました。

今年は、樹木医さんの努力で、

ずいぶん元気になりました。

昨日、行ってみました。

楷の木の紅葉のピークは意外と短くて

ほんの数日ですので

私にとって綺麗な紅葉を観るチャンスは、

毎年ほぼ１日だけなのです。

午前９時のOPEN前です。

外周を囲っている石垣越えで写しています。

いい感じ、いい感じ、なのです。

いい天気ですねえ、

つい、あちこち観てしまうのです。

閑谷学校の瓦は備前焼きで出来ているのです。

９時OPENなのですが、どこかの取材が来られていて

１時間の予定が長引いているので、もう少し待って欲しい

とのことでした。

入場しました。

早速、撮影会の始まりです。

撮影は、講堂（国宝です）や楷の木の前に人が歩かれ始めるまでの勝負なのです。

私も、写しました。

時間との闘いです。

綺麗な紅葉なのです。

それに空の青さも素晴らしいと思うのです。

場所を変えて、

国宝の講堂の中です。

この中には入ってはいけないのです。

廻りが、ぐるっと廊下で囲われていて

その廊下は、歩いてもいいので、

楷の木の反対側の廊下から見ています。

子供さんがモデルに、

今度は、お母さんも、

私の隣で写されている方のご家族だそうで

「居る人に声を掛けるのは、、ちょっと、、自分の家族を連れてきた」

そうなのです。

私も写させて頂きました。

このお二人以外が写り込むと、いま一つですので、

廊下や楷の木の下に人が居なくなるのを、静かにじっと待つのです。

用事ができて

一旦外に出ました。

人がだんだん増えてきました。

元の廊下に戻りました。

皆さん、熱心に撮影中、

暗黙の紳士協定のようなものがあって、

お互いに邪魔しないように気分よく撮影をするのです。

建物の中は三脚は使用できないのですが

特別な許可を得た出版社の方の三脚でした。

ポーズを変えて、

別のご家族の子供さんも参加、

今日、取材に来られている方たちです。

今度は講堂の中に入られています。

「撮影許可」と書かれた腕章をされていました。

一年掛かりで許可を取られたのだそうで、

東京の出版社の方で、

閑谷学校の特集をされるそうなのです。

その撮影にあたって、

人が出入りしにくいように置いていた低い平均台のような形のものと看板を移動されたので、

ラッキー、

すっきりと写すことが出来ました。

そろそろいいかな、

外に出ました。

ますます、人が増えてきました。

今年来てくださった皆さんは

きっと満足して帰られると思うのです。

ほっとするのです。

外の紅葉も綺麗なのです。

５００ｍくらい奥にある

黄葉亭（こうようてい）にも行ってみるのです。

久しぶりに来ました。

真ん中に写っているのが黄葉亭です。

ここも綺麗に紅葉していました。

茶室らしいのですが、

４畳半か６畳くらいの小さな建物です。

ここまでは観に来られない方も多いようですが

散歩にもちょうどいい距離ですし

静かでいい雰囲気なのです。

おしまい。おしまい。

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