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2011.06.01

広島風 お好み焼き

STAFFBLOG

こんにちは、菊政です。

私が子供のころ食べたお好み焼きは、全て広島風でした。

その頃、広島風なんて表現があること自体知りまんでした。

高校生になって、のこのこ岡山市内まで出てきて、

生地と具やキャベツを混ぜて焼くお好み焼きをみて、びっくりしました。

今でも私にとっての本流は、どうしても、広島風なのです。

12、3年前に何度も来たお好み屋さんです。

久しぶりに来ました。

左に入る道が、ちょこっと写っていますが、

ここを入ると、すぐに吉備中央町の役場(本所)があります。

ひさしぶり。

以前と変わらず、いい雰囲気のお店です。

入り口のところです。

このような飾りつけは前はなかった。と思いました。

「ササキ」というお店の名前だったんだ。

お好み焼きを注文しました。

まず、小麦粉を溶いた生地を薄く広げて、

カツオの粉をかけて、

次は、

キャベツ、

本流の(私にとって)、お好み焼きだあ、

以前は、おばあさんがされていたので、

「代替わりされたんですか、」お尋ねしてみました。

おばあさんは7年前に、ほんとに急に。

だったそうで、引き継いでされているのだそうです。

最初は1カ月くらいのつもりが、7年続いていて

おばあさんと同じ材料で、同じように作っているのに、

お客様に、ソースの味が違う。といわれて

やっと原因が判ったことや、

いろいろお話しをして下さいました。

広島風は、キャベツの味が命だそうで、

こだわっておられるのだそうです。

裏返して、

次は、たまご、

うまく載せて、

成功。

(失敗はしないですよね)

2つ折りにして、

ソース、

かつお、

最後に、しょうが、

出来上がり。

さあ、食べよう。

2つ折りにするのにもこだわっていて、

たまに、丸いまま食べたい。と言われるお客様が

いらっしゃるそうなのですが、

「うちは、折るのよおお、」と、(愛嬌いっぱいに言って)折るのだそうです。

丸いままですと、キャベツが蒸れないので

どうしても、味が落ちるのだそうです。

「メニューがおばあさんの時から増えてないのよお、」

とのことでした。

お好み焼き屋さんなんだから、このメニューで十分で、

メニューを増やして味を落とすより、このまま今の味を

大事にする方がいいと思うので、

つい、思うまま、そのまままに言ってしまいました。

「おばあさんが、どんな気持ちでみんなにお好み焼きを

焼いていたのかなあ」と、考えるのだそうです。

お花が飾られていました。

ほくほくしたキャベツで、美味しく、楽しく食べました。

メニューに載っていないコーヒーまで、お呼ばれしてしまいました。

帰りに、モノクロで1枚。

私の記憶の中の、このお店のイメージにピッタリ。

に写りました。

 

おしまい。おしまい。

 

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