新国家資格誕生!【賃貸不動産経営管理士】
倉敷支店の三宅です。
梅雨が明けたというのに梅雨っぽい日が続きますね。
我が家では家に湿気が入らないように窓を閉め切ってエアコンがフル稼働です。
太陽光発電を設置していなかったら、電気代の請求がいくらになるのか
考えるだけでも恐ろしいです。(>_<)
さて、今年はライフデザイン・カバヤが50周年を迎えるということで
今まで施工させて頂いたお客様に感謝を込めて全棟訪問しています。
そこでよく耳にするのが空き家問題です。
- ・子供たちは各々で家を建て、自分達が住まなくなると空き家になってしまう。
- ・また、既に実家が空き家となっている。
- ・実家で親が一人暮らしをしているが、施設に入ると空き家になってしまう。
岡山県の空き家率は約13%ですが、
これから団塊世代の方が、家を手放して老人福祉施設等に入居すると
その数は一気に跳ね上がると思います。
今までの日本は老朽化した建物は壊して新築をたてるという
スクラップアンドビルドというやり方で高度成長期を迎えましたが
現在では空き家の増加、住宅の老朽化が大きな社会的な問題となり、
建物を長期に渡り適正に維持する必要性が問われています。
また、実質賃金の低下による貧困化が進む日本において
新築が立てられない若者のニーズに合わせた賃貸住宅の
安定供給が求められるようになってきます。
そうした社会状況を背景に2021年4月に誕生したのが
不動産系資格の代表的なものとして宅地建物取引士があります。
宅地建物取引士には独占業務として
- ・重要事項の説明
- ・重要事項説明書への記名・押印
- ・契約書への記名・押印
が定められ、「入居するまで」の業務が主な役割といえます。
それに対して、賃貸不動産経営管理士は
賃貸住宅入居後のあらゆる管理業務が主な仕事となり、
「入居以降」の賃貸住宅管理業務が主な役割といえます。
ただ、管理業務だけでなく、管理業務受託契約の締結、
入居者間のトラブル対応、原状回復工事、賃料等の収納管理、
入居者募集に関する業務、コンサルティングなど多岐に渡ります。
賃貸住宅管理業者は、その営業所又は事務所毎に
「業務管理者」を設置することが義務付けられています。
カバヤのリフォームでは基本的にご入居者様の
お住まいのリフォームを行っておりますが、
近い将来、ご自宅を手放される案件が必ず増えてきます。
それを見越して、これからどういう仕組みづくりをすべきなのか
どこまでのリフォームが必要なのか等考えていきたいと思います。
ということで、何をするにも資格が必要になるので
どんなことにも挑戦できるように
賃貸不動産経営管理士という国家資格取得しました。(‘◇’)ゞ
資格のことばかりに視覚を奪われず、
視野を広げて進みましょう!!