吹き抜け空間をできるだけ高くするために、勾配屋根を採用している。

キッチンは対面キッチンにスタディカウンターを設置、さらにリビング階段を選択。「声だけじゃなく帰宅後に顔を見れるようにしたかったんです。家事をしながらでも子どもとコミュニケーションできる動線は必要だと思っていました」と奥様。

キッチン脇にパントリーと文具や小物を置ける収納と、階段下のデッドスペースを活用した収納を設置。リビング階段にしたおかげでLDKに面した収納をたっぷり確保することができた。

将来を見据えたプランニングと適材適所の収納計画が素晴らしい一邸だ。

「私がどうしても採用したかったのは1階のファミリークローゼット。普段着や仕事着など日常使いの衣類は洗濯が終わったらここに収納します。外出着などは2階の居室収納やクローゼットに収納するようにして、空間を効率的に使えるプランニングにしています」。