間取りの制約を生かした家族が集う心地よい空間
ご両親と敷地内同居のO様は4人家族。女の子2人姉妹のため、パーソナルスペースの確保は優先事項のひとつでした。キッチン脇に設けられたスタディスペースは壁で仕切られていますが、実はこれ、どうしても外せない柱と壁を利用した苦肉の策。「仕切りがあることでまるで図書室のようなちょうどよい集中できる空間になっているんです」もちろんキッチンで作業するお母さんの気配も感じることができるため、制約を逆手に取った一石二鳥のプランになりました。
奥様お気に入りのキッチンはステンレスのアイランド。天井に施した木調のあたたかさと相まって、モダンな空間に仕上がっています。また、仕切りが邪魔をしていた和室の壁を取り、引き戸でいつでもセパレート可能なリビングの大空間も家族全員が集まる心地よい場所に。壁の色にもこだわり、寝室やサニタリーなど、それぞれ色彩効果を利用したリラックス空間に仕上がりました。
「さまざまな提案をしていただき、こちらもどんどん要望をお話しして納得いくリフォームができました」と奥様。お子さまも友達を呼び、楽しく過ごしているそうです。
- リフォーム部分
- 内装 / 設備 / 水廻り
- 施工期間
- 3ヶ月
- お引き渡し
- 2005年12月
- スタッフより
- 営業担当 村家 英司、工務担当 矢吹 嘉章/開放感とプライバシーを両立でき、お子さまと過ごす時間を大切にできるプランに配慮しました。柱や壁の位置を動かせない制約の中、スタディスペースは逆にうまく利用できた提案となりました。