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2011.06.17

小和田駅

STAFFBLOG

こんにちは、菊政です。

秘境駅のお話しの続きです。

飯田線の真ん中あたりにあります、小和田駅(こわだえき)に

降り立ちました。

ホームの端にありました。

静岡県、愛知県、長野県の三県の境界にある駅、だそうです。

反対に向いて、ホームに向かっています。

小和田駅の駅舎が見えています。

階段を降りて、

いらっしゃいませ。と書いて下さっています。

「花嫁号」の看板もありました。

中の様子です。

右上に、花嫁、花婿さんの写真が写っていますが、

1993年の、小和田雅子(おわだまさこ)皇太子妃の

ロイヤルウエディングの際に、同じ名前の小和田駅(こわだえき)が

(読みは違いますが)フィーバーしたのだそうで、

その時に、ここで結婚式をされたカップルのお写真のようです。

かつては有人駅だったようで、改札のカウンターも残っていました。

手作りの周辺案内図がありました。

三県の境界は、この駅より少し先にあるようです。

ふり返ってホーム側です。

机の上に駅ノートがありました。

左下に 2010、3、9 と少し写っていますが、私の書き込みです。

今日は3月9日、火曜日ですが、

その前に書かれたのは、3月7日、日曜日です。

ここに降り立つ人は、駅ノートに書き込む場合が多いと思うので

ひょっとしたら、昨日は乗降客 0 なのかも、

今日の書き込みも、私が最初でしたが、

すでに5時が近くて、やや暗くなってきていますので、

今日は私が最初で最後の書き込み者になりそうです。

3月7日は、もう一人来駅者がいらっしゃったようです。

すごいイラスト、

駅から出てみます。

左の線路に沿った道は行き止まりでした。

右下に進みます。(これしか他に道が無いのです)

五角形の丸っこい建物がありました。

[小和田発ラブストーリー]

[お二人の幸せを呼ぶ椅子]

と、書かれています。

ブームになった時の名残でしょうか、

ペアでここに訪れようとした、お二人共が

このような所が、お好きであればいいですが、

で、なかったら、飯田線に何時間も揺られているうちに

この椅子にたどり着く前に 「ツマンナイ!」 と、なるかも、

少し降りたところに建物です。

道案内がありました。

塩沢集落まで、1時間、

高瀬橋というところまで25分、だそうです。

次の列車まで1時間ほどですので、集落には行けないのです。

建物の中の様子です。道から普通に見えました。

さらに降りてみました。人の気配は全くありません。

天竜川です。

流れがなさそうなのは、ここはダム湖で、

元々は、集落があったのですが

ダムの建設によって、無くなったようです。

歩いています。

軽四です。

駅から降りて、右に河沿いに歩いてみました。

石積みがありました。

さらに歩いて、

まだ、もう少し時間に余裕はあったのですが、

このあたりで引き返しました。

引き返しています。

さっきの、駅の下の廃屋です。

「幸せを呼ぶ椅子」に座ってみました。

むむ

坂を上がって

小和田駅の正面です。

ホームに上がります。

小さな粒の雨が、降ったり止んだりの天気でした。

傘を差して、小和田駅の雰囲気を感じながら列車を待ちました。

列車が来ました。

乗りました。

2両編成でしたが、この車両の乗客は私だけでした。

平岡(ひらおか)駅です。列車が行き違います。

このあたりでは数少ない、ある程度まとまった民家がある駅でした。

為栗(してぐり)駅。だったと思います。

だいぶ日が暮れました。

田本(たもと)駅です。

崖と線路の間のこの隙間のようなスペースがホームです。

金野(きんの)駅。

天竜峡(てんりゅきょう)駅に着きました。

 

駅前に食堂がありましたので、夕御飯。

親子どんぶりを食べて、

踏切を渡って、

(左上に駅が写っています。)

電話で予約していた宿は、地図では、

天領川に架かった、この橋の手前を右のはずです。

真っ暗に写っていますが、ほんとに真っ暗でした。

100円均一で買った、小さなLEDライトをバッグから取り出して、

はらはらと足元を照らしながら歩きました。

着きました。

素泊まりでお願いしてましたので、

温泉に浸かって、お休みしました。

1日目が終わりました。

 

おしまい。おしまい。

 

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