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2014.09.07

虹の岬の喫茶店に行こう !

STAFFBLOG

こんにちは、菊政です。

浜金谷(はまかなや)駅に着きました。

夜行バスで東京駅前まで来て、

一つ寄り道をして(このお話しは又してみますね。)

東京駅からは青春18切符で普通列車を乗り継いできました。

跨線橋を渡って

駅前にあった「石のまち金谷」 マップです。

フェリーも出ているようなのです。

振り返って、浜金谷駅です。

森沢明夫さん原作の「虹の岬の喫茶店」

読まれた方、たぶん多いですよね。

私も読みました。

とても美しい物語だと思いました。

この物語は実在の喫茶店がモデルで

その実在の喫茶店は房総半島にあるのです。

前からぜひ、立ち寄ってみたかったのです。

今、向かっています。

漁港です。

早く行かなければ、と思いながらも

つい、ふらふらと寄り道 してしまうのでした。

鋸山(のこぎりさん)のロープウエー

天気を心配していましたが、

いい天気になりました。

寄り道ばっかり、

道に戻って、

振り返ってみています。

潮風がいい感じでした。

てくてく歩いて、

フェリーです。

浜金谷から東京湾の対岸の横須賀にある久里浜港を結んでいます。

さらに歩いて、

あっ、

見えて来たようです。

中央に小さく見えている 建物だと思うのです。

看板です。

物語では、トンネルの出たところに小さな看板があって

ものすごく目立たないので、

行き過ぎてしまって、来られない人もいる。

という看板なのです。

着いた。

これだ。

何か月も前から計画していて

とうとう着いたのです。

音楽と珈琲の店

「岬」

車が途切れるのを待って

トンネル側から見てみました。

駅側からも、

では、喫茶店に向かうのです。

工事現場の入り口みたいです。

まっすぐでなくて、 左に看板が見えました。

さらに歩いて、

見えてきました。

着きました。

こんにちは、

カウンターに座って

ママさんです。

お水を出して下さいました。

NHKの方が取材に来られました。

後でお訊きしたのですが

千葉放送局の支局の方で

一人でカメラマン兼記者をされているそうなのです。

お願いしていましたアイスコーヒーです。

ここの常連の方です。

テラスに軽いテントのようなものを張っておられました。

朝から結構歩きました。

しばしリラックス。

ママさんとお話ししました。

「お宅、初めてかなあ、」

「何度も来てもらった気がするんだけど」ママさん

「初めてですよお」私

「作者の方は何度も取材に来られたんですか」私

「ううん。1回だけよ」

「近くの何かの案内所でこのお店を訊いて突然現れたんよ」

「数人で来られて、ご本人は一度も会話されなかったんよ」

「それでこれだけの物語が書けるんだから作家はすごい」ママさん

「そうなんですねええ」私

私も凄いと思ったのです。

ママさん急に

「うちのトイレおしゃれなのよ」

トイレに走って行かれたのです。

私も追いかけました。

 

「ずっと雨だったからさあ窓を閉めてたんで開けますね」ママさん

「おしゃれでしょう」ママさん

「この楕円の鏡は女性的ですよね」

「男性では思いつかないですよね」私

「そうっ、女性の方が取り付けてくれたのよ」ママさん

じつは

岡山からお土産を持って来ていたのです。

私の好きな「OOまんじゅう」です。

お渡ししました。

ママさん喜んで下さいました。

ケーキを下さいました。

コーヒーとケーキと美味しくいただきました。

NHKさんの取材を受けました。

この写真はヤラセなのです。

取材は無事終わったのですが

そのシーンの写真を写させて頂いていなかったのです。

去年、奥津渓でいきなり取材されたときに

あっ、取材風景を写せばよかった。

終わってから思ったのです。

強く反省していました。

今日も、漫然と取材を受けてしまって

写真を写していませんでした。

前回の強反省は生かされなかったのです。

学習能力「0」ですよね。

取材が終わってから、NHKさんに

「取材の様子を写させていただけませんんか」と

お願いして、

さっきの様子をわざわざ再現していただいて

写させていただきました。

逆取材成功!

店ノート発見

 もちろん、私も書き込みしました。

「ふしぎな岬の喫茶店」という題名で映画化されるので、

そのロケを、ほんとにここでされたのです。

その時の写真が飾ってありました。

吉永小百合さんがママさん役なのです。

ママさん嬉しそう。

外に出てみました。

常連のお客さんがお店を直す。

なんと、物語そのままの光景なのです。

 お声を掛けてみました。

「いろんな人が直してたんだよ」

「でもさ、一人は天国に行っちゃってさ」

「もう一人は、引っ越ししちゃって」

「それから、、、、それから、、、、、、」

「それでね、自分がしてんの」

「せっちゃん、細かいこと言わないからね。」

もう1枚、

写させていただきました。

また続きをしますね。

おしまい。おしまい。

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