大心劇場（１）
こんにちは、菊政です。
デジタル方式の映写機が全盛の中で、
今でもフイルムで映している映画館があるらしいのです。
高知県の安田という街の、さらに田舎にあるようで、
室戸岬がら北東に５０ｋｍくらいにのとこにある
宍喰（ししくい）温泉のあたりにいます。
そろそろ夜明けです。
走っていたら、夜が明けだしました。
室戸岬に向けて国道５５線を数キロ南下して、
右折して山路に入りました。
大心劇場に向かっています。
奈半利（なはり）という、
室戸岬と高知の間の海岸の街に出るのです。
ナビが見つけてくれました。
細くて蛇行した坂道を延々上がっていましたら、
四国のみち 高知県 野根山街道
という看板がありました。
私が走っている道路と別に
歩くための路があるようで
終点は、やはり奈半利ですが
ざっとみても３０キロ以上ありそうです。
出発しよう、
こんな感じの路を１時間以上走りました。
川沿いにでました。
あっ、鉄橋、
なんとなくうれしい。
渡っています。
山あいに集落がありました。
バイパスのようです。
久しぶりに広い路です。
奈半利に着きました。
徳島・室戸岬・高知を結んでいる幹線道路
国道５５線です。
ここを右折だ。
土佐くろしお鉄道の田野駅と一緒にあった
田野駅屋という道の駅です。
まだ、７時過ぎですのに開いていました。
荷物が入ってきていて
皆さんで並べておられました。
どれも、「えりちゃん」と書かれています。
手作りでしょうか、素朴な感じで好感です。
えりちゃんのお弁当を買いました。
まごころ牛乳も買って、
朝ごはんにしよお、
美味しくいただきました。
皆さん親切にしてくださいました。
数分、高知に向けて走って
右折して、すこし走ってましたら、
看板です。
吉永小百合ファン必見！
伊豆の踊子
５月６日～１３日
昼１時より 夜７時より
大心劇場まで、ここから奥へ約３.５Km
この先で間違いない。
土佐くろしお鉄道の高架です。
右に安田駅がありました。
さらに、
２、３分走ると
またも、看板です。
橋を渡るんだ。
看板がなかったら通り過ぎています。
看板です。
ようこそ大心劇場へ
喫茶 豆でんきゅう
この奥へ約１分
←
もう近いようです。
なんにも無いのです。
この先に映画館、あるの、
と思いました。
建物が見えました。
着きました。
ドゥカティが停まっていました。
えっ、営業中
まだ８時をまわったばかりなのに、
様子見くらいの気持ちで寄ってみたのに
意外でした。
こんにちは、
ご主人です。
ドゥカッティが関西方面のナンバーだったので
お尋ねしてみましたら、
ここの常連さんなのだそうです。
ここがいいかな、
さっき、朝ごはんを食べたんですが
せっかくなので、
モーニングをお願いしました。
パンフレットを下さいました。
右の本は地元誌のようでした。
映画の割引券も
裏側です。
自己紹介カード兼用かな、
ギターも弾かれるんだ、
看板を書いて、
農業もして、
右に写っているのは息子さんご夫婦かな、
出てきました。
なかなか豪華です。
これで、お昼ご飯は食べなくていいかなあ、
昭和２９年に先代が映画館を始められて
今の場所には、昭和５６年に来たそうで、
今、フイルムで映している映画館はほとんど無い。
みんなデジタルになった。
儲けにはならないけど続けている。
いろいろお話しして下さいました。
頂いた地元誌を見てましたら、
馬路（うまじ）という温泉が
ここからさらに北にあるようなのです。
ご主人にお尋ねしてみましたら、
「ぬるっとしたお温で、２０分くらいで行けるので
行ってみたら、」
１３時の上映開始まで時間があるので、
では、行ってみよう。
ご馳走様でした。
ちょっと、行ってきますね。
馬路温泉に向かっています。
また、続きをしますね。
おしまい。おしまい。