大井川鐵道 【4】
今日も、大井川鐵道のお話しの続きです。
金谷駅(かなやえき)から、大井川鐵道の本線の
終点、千頭駅(せんずえき)まで来ましたので、
ここからは、大井川鐵道の井川線(いかわせん)に
乗り換えて、終点の井川駅に向かいます。
アップです。
駅側からです。こちらが進行方向です。
近付いてUPで見ていますので、大きく見えて
しまいますが、とっても小さい列車です。
そろそろ時間ですので乗ります。
入り口です。全手動です。
レバーを持って開けるのです。
ここは出発駅ですので開いていました。
レバーの下に安全のためのロックがあって、
中からも、外からも操作できるようになっています。
ほおお、
片側は2人掛けで、片側は1人掛けです。
それに、パイプのような足を
ねじ止めしただけの座席です。
シンプルですっきり。
一番後ろの座席がVIP席かな、
でも、1人掛けの席も楽しそう。
席に座っていましたら、職員さんが
乗客の1人、1人にお声を掛けてまわられて、この
「乗車証明書」を下さいました。
嬉しい。
出発しました。
出てすぐです。
右が、金谷駅です。駅前の踏み切りなのです。
進んでいます。
川根両国駅(かわねりょうごくえき)だと思います。
反対側です。
出発。
すぐに、街中を出ました。
いきなり、又も、吊り橋。
トンネル。
いい雰囲気になってきました。
大井川のほとりを進みます。
今度は、林の中。
澤間駅(さわまえき)です。
出発。
平均時速は全線25キロか30キロくらいだと思います。
ゆっくり進みます。
急なカーブが多く、カーブになると列車から
きゅうううーん、きゅきゅきゅ、ぎゅうううー、と
ずっと、音が出ています。
小さく回ると、車輪の内側と外側とでは、
進む距離がはっきりと、違ってくるわけですが、
列車は車輪の軸に左右の車輪が
そのまま固定して取り付けてると思いますので、
どちらかがスリップしないと進めないわけで、
たぶん、たぶん、その音だと想像するのです。
身を削って私たちを運んでくれている列車さんには
申し訳けないのですが、ゴトゴトと、ゆっくりと走るのと
相まって、これも風情がありました。
車掌さんがマイクを持って沿線の説明を
して下さるのです。
鉄橋。
振り返って見ています。
河から離れました。
土本駅(どもとえき)です。
この駅の周りには、民家が全部で4件あって
そのすべてが、”土本さん” なのです。
近年に道が付きましたが、
以前は道が全く無くて、この線路だけが
外部との交通手段だったのです。
(車掌さんがマイクで教えて下さいました。)
土本駅を出発。
大井川のほとりに出ました。
V字型の峡谷の斜面を削って、線路を
曳いたんでしょうね。
まさに、山岳鉄道です。
トンネル。
川根小山駅(かわねこやまえき)です。
出発。
民家です。
トンネル。
木漏れ日がきれいです。
奥泉駅です。
駅に停まるたびに、車掌さんが
前に、後ろに、走られて、安全確認をされて
「OOよし、OOよし、出発進行っ」と大きな声で
伝達されていました。
本当に、一生懸命働かれていて
私の旅の気持ちをさらに、いいものにして
下さいました。
大きな橋です。
このあたりのメイン道路のようです。
鉄橋を渡ります。
その先にトンネルです。
トンネルを出ると、いきなりありました。
ボデーにギアのイラストが描かれています。
アプト式の機関車と思います。
又、次回続きをしますね。
おしまい。おしまい。