2012.01.29
L100センチュリー
STAFFBLOG
こんにちは、菊政です。
先日、知人のお宅に伺いましたら、
JBLのL100センチュリーです。
えっ、
えっ、
すごい、
どうしてあるの。
と、思いました。
ずいぶん以前のスピーカーなのです。
当時、お給料の何か月分もした高級スピーカーです。
ご主人のお話しによると、
買った頃は使ってたけど
ずっと、実家に置いていたのを
最近、自宅に運んできたのだそうです。
この、特徴的なキューブ状のフロントグリルだけは
最近に作られたものだそうですが
まるっきりオリジナルとそっくり。と思うのです。
他は、全く当時のままのようです。
「何か聴きますか」 ご主人
「ぜひっ」 私
ビートルズを聴かせて下さいました。
すごい。
明るく、粒立ちのよい高域、
やや張りのある中域、
甘いくせに時に、はっ、とさせる
押しのある出方をする低音。
すごい。
間違いなく、かつてのJBLサウンドそのものです。
すごーい。
「いい音ですねえ、久しぶりにいい音を聴きました。」
ほんとうにそう思ったので
思ったままをお伝えしました。
(口に出てしまった、という感じでした。)
ポールマッカートニーの、しみいるような歌声の
イエスタデイ
1枚目のCDが終わりました。
いろいろお話しをしていましたが、
2枚目のCDにかわる頃には
ほとんど会話もなくなりました。
CDも後半にさしかかり、
ミッシェル
インマイライフ
ガール
ペイパーバックライター
エリナーリグビー
かつてのJBLサウンドに乗って
活き活きと目の前に現われる、ビートルズの名曲たち、
じっと聴いているだけで、わくわくしました。
最後は、
明るいテンポの
イエローサブマリン。
至福の時間でした。
おしまい。おしまい。