サンライズ エクスプレス
夜行列車、乗ったことありますか、
私は、ずっと以前に、
九州から岡山まで乗ったことがあるのですが、
それも、今は昔、
すでに、九州方面の夜行列車は全廃されていて、
もう、関門海峡を渡る夜行列車は、存在しないのです。
現在、一番西まで走っているのが、
「 サンライズ エクスプレス 」 です。
先日、乗ったのです。
東京駅にいます。夜10時前です。
「サンライズエクスプレス号」が入ってきました。
14両編成で、毎日22:00に東京駅を発車して、
東海道本線、山陽本線と、ひた走りに、走って、走って、
朝6時半ごろに岡山駅に到着して、2つに切り離すのです。
前の7両が「サンライズ瀬戸」になり、
瀬戸大橋を渡って終点、高松に向かいます。
後ろの7両は「サンライズ出雲」になり、
伯備線を通って終点、出雲に向かうのです。
朝、東京に着く、反対方向の列車も運行されていて、
毎日1往復というより、毎日上下各1便というイメージかな、
先頭に行ってみました、
記念写真を写されていました。
ここでも、
さあ、乗ろう、
乗りました。
寝台は5つのグレードがあるようなのですが、
私が乗ったのは、「シングル」という寝台で、
上から4番目の料金の寝台です。
「シングル」は、2階建てになっているので
見晴らしが良いと思う、2階を予約していました。
ので、右上に進みます。
ここだ、
おお、
浴衣がありましたので、着替えて
お休みの準備をしてましたら、ほどなく、
発車しました。
湾曲したガラスに添って、手で上げ下ろしできるシャッターが
付いていましたが、閉めると外が見えなくなって
勿体ないので、ずっと開けたまま寝ました。
窓から観た夜の灯りが、きらきら輝いて見えました。
発車して、20分くらいして、
たぶん横浜駅の手前くらいだったと思うのですが、
「睡眠の妨げになるので、以後の社内放送は岡山駅の
手前までは致しません。」という内容の社内放送がありました。
ソフトな口調の放送でした。
この放送を聞いたすぐ後位に、私の記憶も無くなりました。
途中で、明るい照明の光が何度か入って来た気がしましたが、
一度も起きませんでしたので、
駅のホームの灯りなのか、何なのか、夢なのか、現実なのか
よく判からないのです。
姫路駅の構内です。
セットしていた目覚ましで目が覚めたのです。
うっすらと夜が明けてきていました。
5時25分に着いて、姫路駅で降りました。
とっても、とっても楽しかったのです。
おしまい。おしまい。