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2010.09.06

大井川鐵道 【5】

STAFFBLOG

こんにちは、菊政です。

大井川鐵道のお話しの続きです。

アプト式列車の発着駅の、アプトいちしろ駅に着いたようです。

吊橋。詳しいことは分からないのです。

ホームに入ります。

停車しましたので、早速降りてみます。

子供連れの方もいらっしゃって、

みなさん興味があるようです。

アプト式の機関車が入ってきました。

近づいて来ました。大きいです。

見上げるような大きさ、でなくて、

見上げる大きさです。迫力があります。

乗っていた列車とは対照的です。

慎重にゆっくり、接近しています。

連結出来ました。

コネクターと呼ぶのでしょうか、接続しています。

すごい重量感のある足回りです。

アプトのスペルは、ABTなんだ、

レールとレールの間にギアがあります。

親子連れの方が覗き込んでいます。

 アップです。

機関車側です。

これで、レールと機関車がガッチリ噛み合って

進むわけです。

一般に列車は、100分の3 の勾配(角度)が

上がる(下がる)限界だそうで、

100mで3m上がる(下がる)わけです。

(1mだと3cmの割合です。)

ここの区間は100分の9 あって、

限界の3倍の勾配があるわけです。

先日高速道路を走っていましたら、

「4.7%長い下り注意」、の標識がありましたが

そのほぼ2倍の勾配があるわけです。

そこで、アプト式を採用したようですが、

実は、全国でここだけにしか無い。方式なのです。

機関車もこのためだけに造った別注品でしょうから、

鉄道版、「オンリーワン」 だ、

出発が近いようです。

出発進行。

出発しました。

景色のいいところに出てきました。

それに、乗っていても上っているのが判る感じがします。

ふり返って見ています。

 

カタカタ、ガキガキ、というようなギアらしそうな音や振動は

全く感じませんでした。

離れた車両に乗ってたせいかもわかりませんが、

普通に進んでいます。

前側です。

 

長嶋ダム。です。

さらに進みます。

駅のようです。

長島ダム駅です。

次の日に帰りに、車掌さんに教えて頂いたのですが、

左に写っている赤い小屋の位置がアプト式と

通常の方式との境だそうです。

反対方向からの列車が停まっています。

 

着いたので降りてみました。

ここで下車されるのでしょうか、

切符を出されています。

切り離し作業をされています。

切り離されて下がりはじめました。

乗客の方が降りられています。

どこも行くところのない駅ですので、

反対の列車に乗って帰られるのでしょうか、

アプト式の機関車はこの後、戻って来て横に並んでいる

下りの列車に連結されて、一緒に元の駅に戻ります。

これも、次の日に車掌さんと会話していて教えて頂いたのですが、

上りより、下りのほうがアプト式の必要度が高いのだそうです。

出発です。

カメラを構えられています。

私も列車と一緒に写されてしまいました。

すぐにトンネルに入りました。

又も、景色のいいところに。

赤い鉄橋が鮮やかです。

このあたりで、

おしまい。おしまい。

 

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