TOTO工場見学日誌
こんにちは、菊政です。
先日、TOTOさんの滋賀工場を見学させていただきました。
山陽本線の旭川の鉄橋からです。
岡山駅集合でしたので、岡山駅まで列車で行きました。
いい天気になりそうです。
予定通り集合完了。
まずは、新幹線で
さすが、新幹線
あっという間に京都、
在来線に乗り換えです。
東海道本線に乗って、
今度は、草津駅で草津線に乗り換えて、、
やはり、いい天気でした。
列車の窓から、一瞬
TOTOの工場の看板が見えました。
着きました。
三雲(みくも)駅です。
もう一つ先の駅は、信楽高原鉄道や、近江鉄道の接続駅
でもあります、貴生川(きぶかわ)駅ですが
ここ三雲駅は、かわいい駅です。
タクシーで、TOTO滋賀工場に向かっています。
駅を出たらすぐ、看板が見えました。
着きました。
基本料金で着きましたので、駅からすぐでした。
工場の中に入りましたら、
出迎えて下さいました。
ウエルカムボードです。
エス・バイ・エル・カバヤ株式会社 リフォーム部 様
プレートでもお出迎え、
ありがとうございます。
この奥は、社員食堂でもありましたが、
近代的で明るい雰囲気でした。
工場の中を歩いてもいいそうですので
散策、
時間が近いので、建物に戻って、
このような、ディスプレイもありました。
工場見学の始まりです。
まずは、
スライドで、TOTOさんの沿革や
TOTO滋賀工場さんの概要や
いろいろ、いろいろ、
便器の材料は、この
長石、陶石、粘土、だそうで
これを粉にして、水で溶かして、
型に入れて作るのだそうでうす。
右の茶色の便器が、型から出したときの大きさで、
左の小さいほうが完成品の大きさだそうで
乾かすと、数%小さくなって、
焼くと、さらに2割くらい小さくなるのだそうです。
形も変るので、直線に仕上げるためには
元の型は曲がっていたりと
色々苦労があるそうです。
スライドが終わったところで、
「ミニチュア便器の製作体験!!」 です。
焼いて出来た完成品が左で、
型から出した状態は一番右の大きさのようです。
石膏型です。
バラバラになっています。
パタパタと組み立てて、
あっ、という間に組み立て完了。
クランプで固定します。
あまりきつく締めなくても、
隙間に入った粘土が石膏に水分を吸収されて
すぐにある程度固まって、流れなくなるので
漏れないのだそうです。
注入開始、
結構、楽しそう
こんな感じです。
みんなで、注視。
型の中がいっぱいでも、
さらに、ここまで入れるのです。
これが、”みそ”で、
注入した粘土の石膏に近いところは、
石膏に水分を吸われて、半固形になるのだそうで
そうすると、
水分が減った分、中の粘土が足らなくなるので
このくらい多めに、てんこ盛りにしていると
いいくらいの量になるのだそうです。
ミニチュア便器製作体験の前半はここまでで、
工場見学中です。
画像は本文とは関係なくて、
この日の朝、偶然見つけた山ぶどう(たぶん)です。
工場の内部は撮影できないので画像は無いのです。
ほとんどが自動化されていて、
よくこんなに上手く動くものだと感心しました。
従来、便器の塗装の工程は、
10年以上の経験のある熟練工でないと出来ないのですが、
その熟練工の手の動きをプログラム化していて
機械で再現していました。
その機械の人間的な動きにも感心しました。
「ミニチュア便器製作体験!!」 の後半です。
てんこ盛りしていた粘土が
型に吸収されていました。
型を傾けて、中心のあたりのある
固まっていない粘土を出します。
型の解体です。
上蓋
次に、
横
反対側も、
結構、楽しそう
取り出し完了
出来上がり。
なんと、
無残にも、
ナイフで切ってみるのです。
でも、嬉しそう。
えいー、
切れました。
2つとも、、
型を回転させて遠心力で一定の厚さに仕上げるのかと、
なんとなく思っていましたので、
石膏に水分を吸収されて、固まるとは知りませんでした。
型に流し込むだけで固まるのは驚きでした。
実地に体験したので納得できました。
製作した便器はお持ち帰りできません。
と、頂いた工程表に書かれていました。
くれたらいいのに、と思っていましたが
これでは、持ち帰り出来ないです。
これも納得出来ました。
三雲駅に戻って、
京都駅、
京都タワーです。
無事帰りました。
案内してくださったTOTOの岡山営業所の皆さん。
TOTO滋賀工場の皆さん。
ありがとうございました。
いい体験ができましたし、楽しかったです。
おしまい。おしまい。