ご夫妻で暮らすYさんが新居に求めたのは、常にお互いの気配を感じられる住まい。部屋数は最小限にし、1階はLDKと和室、2階は寝室のみという思い切ったプランに。キッチンからはダイニング、リビングが見え、会話しながら過ごせるのはもちろん、なんとリビングから見上げると、2階の寝室まで見える。「児島展示場に行って、2階からダイニングが見えるプランが気に入り、我が家ではリビングが見えるようにアレンジして取り入れました」とYさん。「1階と2階に離れていても、相手の気配が何なく分かるので安心ですね」と妻のYさんも言葉を添える。
さらにこの家の大きなポイントが和室。杉の皮を編みこんだ網代天井は、思わずため息がもれるほど美しく、間接照明がさらに癒しの雰囲気を盛り上げる。旅先の旅館を参考にして、棟梁やコーディネーターとつくり上げた空間は非日常的な洗練に満ちている。「この空間に合うテーブルも棟梁のオリジナルです。それぞれのこだわりが集まって、考えていた以上にいいものができました」とYさんも大満足。
家づくりを通して、同社のスタッフにも魅力を感じられたというご夫妻。「一人ひとりが本当にいい方ばかり。収納やコンセントの位置、掃除しやすい設備のアドバイスなど、気遣いも細やかで暮らしていても不便に思うことがないんですよ」と妻のYさん。ご夫妻は「プロの知識や技術力でこちらの要望以上のものを造ってくれました。皆でつくり上げた家です」と声を揃える。くつろぎと洗練が同居するY邸。そこには二人の豊かな時間が流れていた。
2階からも1階の様子が分かるよう、寝室には大きな窓を設置。開放感を感じられるだけでなく、1階の様子も分かるので離れていても安心感がある。
Yさんは「児島展示場を見て、これはいいと参考にした」とのこと。小さな子どもさんがいる家庭にもオススメ。