昭和51年、建設省・通産省によって“国民に低価格で高品質な住宅を供給するため”の国家プロジェクト
「ハウス55計画」がスタートしました。この官民学界あげての壮大な研究開発は15億円もの国家予算と7年の歳月をかけて進められ、
流通面までを含めて合計90社・20グループもの企業が参加。最終的には鉄骨系・コンクリート系・木質系の3つの企業が承認を得て、
それぞれの工業化住宅を供給することになりました。
そのひとつがエス・バイ・エルの〈ハウス55〉です。商品化デビューは昭和57年のこと。
当時の住宅水準をはるかに超える安全性と居住性、そして優れたコストパフォーマンスは大きな反響を呼び、
またたくまに木質系工業化住宅を代表する存在となったのです。