スタッフブログ一覧

2012.03.09

雪の木次線 その3

STAFFBLOG

こんにちは、菊政です。

広島県北部の備後落合駅から、島根県の宍道(しんじ)駅の間を

木次線(きすきせん)という、ローカル線が通っています。

 

木次線の雪景色を観たいと思って、青春18きっぷで出かけましたら、

出雲横田駅と備後落合駅との間が雪で不通になっていて、

タクシーによる代替輸送をしていました。

出雲横田駅を、代替輸送のタクシーに乗って出発して

少し走ったとこです。

左に曲がると、八川(やかわ)駅のようです。

八川駅です。

他に乗客はいらっしゃらないようですし、

すでに定刻でしたので、

発車、

突き当たりの、メイン道路を左に曲がります。

こんな感じの道です。

 

 

振り返ってみてます。

出雲坂根(いずもさかね)駅です。

着きました。

発車時刻までは10分くらいあるのです。

私の地元の山陽本線ですと、

駅と駅の間は、車より列車のほうが早いですが

木次線は、蛇行している上に、スピードがないので

車のほうが早く着いたようです。

早く着いても、乗客が来られるかもわからないので

定刻までは出発しないのです。

知る人ぞ知る

「スイッチバック」 や、

「延命水」 のある駅です。

駅舎が、ピカピカの新築になっていました。

いつの間に、

知りませんでした。

以前は、古い、レトロな駅舎だったんですが、、

(この一年以上前に、建替えされたようです)

駅に入ってみよう、

ホームです。

線路は雪で完全に埋もれていて、

到底、列車は走れないと思いました。

渡り廊下のようなとこを通って、

(このブログをしてて気付いたんですが、

 雪に足跡が全く無いので、私が今日の最初の訪問者かも、

 この区間は、なんと、朝1往復、昼1往復、夕方1往復しか

 走らないのですのですが、この便が上下で6便ある最終便ですので、

 私が最初でしかも、最後の人かも)

 

延命水と、たぬきさん達です。

延命水は凍らずに、ちゃんと出ていました。

たぬきさん達、みんな雪化粧、

前は駅のホームの中で、屋根なんて無かったと思うので、

ずいぶん、よくなりましたね。

延命水のいわれも、書かれていました。

定刻になりましたので、出発。

乗客は、私一人のままです。

「奥出雲おろちループ」が見えてきました。

トンネルに入ります。

振り返ってみてます。

ここのループ橋は、ほぼ2回転していて迫力があります。

出雲地方の神話、”おろち伝説”  になぞらえての

命名のようなのですが

ぴったり、のネーミングと思うのです。

又も、トンネル

 

さらに、回転は続きます。

 

振り返ってみています。

 

左やや上に写っているのが

スイッチバックの、切り替えしするところにある建物

だと思うのです。

廻りながら、かなり標高が上がった感じです。

この「おろちループ」が出来たおかげで、

この地域の利便性が、ずいぶん改善されたようですが、

それによって、木次線の便数がさらに減少するという、

山間部のローカル線の悲哀、

ちょっぴり寂しい。

 

トンネル。

奥出雲おろちループを出ました。

ここを左に曲がると、三井野原(みいのはら)駅のようです。

助手席の、JRの職員さんが

「左に曲がってこれから行く道が、元からあった旧道です。」と

教えて下さいました。

標識に、標高727m

分水嶺と書かれています。

流れる河が、ここを中心に日本海側と太平洋側に分かれるようで、

分水嶺、なんとなく聞く言葉でしたんですが

そんな意味だったんだと、思いました。

又、続きをしますね。

 

おしまい。おしまい。

 

PAGE TOP