Life Design KABAYA’s
Original Construction Method.
住宅構造の
新たな選択肢

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軸組構法 × CLT
CLTハイブリッド構法とは、木造軸組工法を基準として、従来からある耐力壁※1に代わり、CLTパネル※2を耐力壁として組み込んだ、ライフデザイン・カバヤオリジナルの新木造軸組工法です。
- 筋交い/耐力面材
- 60㎜厚、3層3プライ
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CLT(Cross-Laminated-Timber)
CLTとは、1990年代中頃からオーストリアを中心として発展してきた新しい木質構造用の材料であり、挽き板(ラミナ)を木の繊維方向が直交するよう積層接着した新しい素材です。
日本でも木造在来工法、鉄骨造、RC造に替わる新しい構造体として注目を浴びており、国産材の有効活用の切り札として、官民一体となって急速な発展を遂げています。
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CLTパネルを木造軸組み(構造柱と架構梁)間に、背面から専用金物にて上下左右に緊結固定します。
表面は、内装材として現し仕上げも可能です。 -
プラン自由度と耐震性能
全棟構造計算実施
自由で開放的な空間を実現
剛性の高いCLT耐力壁は、優れた耐震性と少ない壁量でも耐震等級3仕様※を確保し、より自由で開放的な空間を創りだすことができます。
- プランニングによっては耐震等級3の取得が難しい場合があります。
- 耐震等級3の取得には評価機関への申請及び認定が必要となり、別途費用が発生いたします。

※CGはイメージです。
同じプランでもCLT耐力壁を入れることで
最大10畳分UP
耐力壁面内せん断試験
面内せん断試験においてCLT耐力壁は、一般の木造住宅に比べ3.5倍程度の耐力を有することを実験で確認しました。
壁倍率換算7.0倍の耐力まで計算可能であることが立証されています。
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片筋交い
2.0倍
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たすき掛け
4.0倍
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構造用合板
7.5㎜以上
2.5倍
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CLT HB パネル
CLT60㎜厚3層3プライ
3.0〜7.0倍
CLT耐力壁は壁に働く応力を全方向作用させることで高い耐久性を有し、
地震時における変形や損傷を極めて小さくすることが実験にて立証されています。
火災に強い準耐火構造
火災による倒壊を45分以上防ぎ、
火災保険はRC造・鉄骨造と同等レベル
準耐火45分構造耐力壁加熱試験
準耐火45分構造耐力壁加熱試験にて、燃焼した後のCLTパネル表面の様子。
木材は燃焼で炭化した後はゆっくり燃焼範囲が進む為、火災時に構造体を長く保つことができます。


準耐火構造の
国土交通大臣認定を取得
準耐火構造は、火災発生時でも安全に避難できるように、
主要構造部が45分間倒壊しない耐火性能を有することが求められます。
試験の結果、ライフデザイン・カバヤのCLTハイブリッド構法は、準耐火構造の認定を取得しました。
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表面:
800℃でCLTパネルの裏面を一定時間加熱。 -
裏面:
燃焼実験直後のCLTパネル。 -
燃焼実験後のCLTパネル:
1分間に1㎜程度の速度で燃え広がる為、試験終了後も表層しか燃えない結果となりました。
認定内容
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- 間仕切壁(耐力壁):各45分間
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認定番号:QF045BP-0177
認定をした構造方法等の名称:片面強化せっこうボード張/片面直交集成板張/木製軸組造間仕切壁
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- 間仕切壁(耐力壁):各45分間
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認定番号:
認定をした構造方法等の名称:両面直交集成板張/木製軸組造間仕切壁
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- 外壁(耐力壁):各45分間
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認定番号:QF045BE-1637(1)
認定をした構造方法等の名称:フェノールフォーム断熱材充てん/窯業系サイディング表張/直交集成板裏張/木製軸組造外壁
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- 外壁(耐力壁):各45分間
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認定番号:QF045BE-1637(2)
認定をした構造方法等の名称:フェノールフォーム断熱材充てん/窯業系サイディング・下張材[木質系ボード、セメント板、火山性ガラス質複層板及びせっこうボード]表張/直交集成板裏張/木製軸組造外壁
次世代の断熱性能
60㎜のCLTパネルの断熱性 ≒ 約110㎜の石膏ボード(12.5㎜×9枚分)の断熱性
- CLTハイブリッド構法は6地域において、HEAT20 G1並びにZEHレベルが標準となります。
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※ZEH+並びに、HEAT20 G2にも対応可。
※次世代の高断熱仕様においてはHEAT20 G3対応可。

※モデルプラン試算(6地域)の為、外皮性能を保証するものではありません。
※プランによりUa値は異なります。
HEAT20住宅シナリオ
- HEAT20とは
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2009年に発足した「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」の略称で省エネルギーを目指す住まいの推奨基準です。
国がつくった省エネ基準やZEH基準などとは少し異なる観点から独自の断熱基準を提案しています。 - HEAT20には
- 省エネ基準より性能が高くコストパフォーマンスの良いG1、更なる環境を目指すG2、2019年6月に新しく誕生し、ドイツのパッシブ住宅を目指したG3の3つの水準があります。

室温とG1~G3の関係
HEAT20のG1~G3各水準は、主に暖房が必要となる冬期の室内の最低温度を暖房期最低室温(OT)とし、それぞれの水準ごとの最低温度が設定されています。
HEAT20の水準に則った断熱設計がされた住宅は、室内ごとの温度差が小さく、より快適で過ごしやすい高機能住宅であると言えます。
※一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会HPより
■各水準ごとの暖房期最低室温(OT)・3%タイル値
部分間歇暖房(人がいる部屋のみ暖房を付ける)の場合

※一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会HPより
自然回帰のリラクゼーション
木に触れることは
人の心理や身体にプラスの効果を与えてくれる

CLTハイブリッド構法では、構造躯体をそのまま内装として現し仕上げにすることが可能です。
内装を木質化すると、多くの好ましい効果が期待できます。
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心身ともにリラックス
木の香りや質感から感じられる、心理的リラックス効果は勿論、血圧を低下させる効果が報告されてます。ストレスを抑制し、身体を心地よい状態へ促す効果があります。
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子供の集中を助ける
木質化した保育室で過ごす子供には、心身の不快感(イライラする、頭痛など)が見られにくい調査報告があります。より良い発育環境の形成に貢献できる可能性があります。
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疲労感をやわらげる
疲労感やストレス状態を、ビニルクロスより早く緩和する効果が確認されてます。その快適さから、質の高い眠りを得られることが期待できます。
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免疫力や衛生面の向上
調湿効果や消臭・抗菌、ダニの防除効果も報告されています。また、ヒノキの匂い成分が免疫細胞の働きを向上させたという研究結果も出ています。
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