1. 大きな窓に囲まれた明るいI邸のリビング。自然光に包まれた気持ちよさとパイン無垢床の柔らかさが相乗効果を発揮して心地よい。住宅地でありながらこの開放感を実現できたのも2階にLDKを持ってきたからだ。屋根形状を工夫して天井高を高くしてある分、ダイニング側の床面をリビングよりも少し高くしてある。空間に変化がでることで、より開放感が強調されている

2. リビングに取り付けられた大きなFIX窓は、なんと約2ｍ×2ｍもある。椅子に座ってくつろいでいる低い目線なら隣家も気にならず、青空や遠くの緑が気持ちよく見えそうだ

3. 2階のほとんどが1階より飛び出して見えるI邸。2階に張られたガルバリウムがそれをより強調しているが、壁の位置を1階とそろえるなど構造の強さも十分に保たれている

4. 中庭のようにつくられたバルコニーからは3方向から光と風が入ってくる

5. 反対に上の写真の逆サイドは、完全にオーバーハング。実際に床面積を広げている

6. バルコニーを挟んでコの字型になったLDK。キッチンからもリビングの様子が分かる

7. バイクが趣味のIさんご自慢のバイクガレージは家の中からもよく見えるようにしてある

8. すっきりとした直線や真っ白な壁を基調にしたI邸。シンプルな構造美の中に、間接照明が見せるグラデーションが安らぎと温もりを感じさせてくれる（写真はすべてI邸）