細やかな気配りが行き届いた和テイストの住まいスタッフ一丸で家づくりをサポート

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涼やかな緑が配されたエントランスが印象的なI邸。積み重ねられた石や、洗い出し仕上げのアプローチは自然な風合いが美しい。伸び伸びとしたオープン外構でありながら、どこか日本的情緒を感じさせるこのスタイルは、和モダンテイストを取り入れた室内との調和を考えて依頼されたそうだ。斜めに進入し、折れ曲がりながら続くアプローチもまた、限られた空間の中で豊かさを追求する日本的な手法と言えるのだが、細やかな配慮で暮らし心地を高める設計は同社の持ち味でもある。

正面から見ると端正な表情が強調される外観。エントランスの雰囲気とも相まって、落ち着いた和のテイストが感じられて素敵だ。2階右側は屋根のあるインナーバルコニー。雨を気にしなくてもいいところなどが人気で、入居後の満足度も高いものだという（写真はすべてI邸）

少し横から見るとまた違った表情を見せてくれる。立体感のある洋風な印象だ

シンボルツリーには、和にも洋にも似合うもみじを選択。秋の紅葉が楽しみだ

LDKと和室をつなげてあるから、広さもゆとりも十分。もともと和モダンの住まいが希望だったというIさん。知り合いがすすめてくれたカバヤホームの展示場のなかでも、倉敷店展示場の和の雰囲気が気に入られ、それを参考にされたそうだ。キッチン周りは造り付けの収納など、細かな設計も光る。建築中の現場での微調整など、同社の仕事ぶりは丁寧だったそう

土間部分がL字になったゆったりとした玄関。吹き抜けもあり、気持ちのいい空間だ

右側が土間収納。広がりを感じるのは、地窓が足下を明るく照らしているからでもある

リビングと和室の境には奥行き約40cmの式台を設置。和室への出入りもしやすいそう。また、ベンチ代わりにもなるので、みんながリビングでくつろぐ際にも重宝するそうだ