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３)生涯保険料？

2016年9月19日 月曜日 am7:25

前回のお話しで、

生涯に払う保険料を計算してみましょう。

と申しましたが、

もう少し、そのお話しをしてみますね、

これも、

公益法人　生命保険文化センターさんのHPからの資料です。

左端が年齢で、その右が死亡率です。

その２行を取り出して作った表が

これです。（グラフも添付してみました。）

死亡率とは、その年齢のときに死亡される率です。

生命保険は、この死亡率を元に計算され、設計されています。

たとえば、３０歳男子ですと、死亡率＝０.０６５％ ですので

１万人あたり、６.５人の方が３０歳の時に亡くなられているわけで、

４０才ですと　１０．９人

５０才ですと　２７．６人

６０才ですと　７０．３人

ですので、

同じ内容の生命保険に入るためには、仮に、

３０才のときに　６,５００円だった保険料は、

４０才だと　　１０,９００円

５０才だと　　２７,６００円

６０才だと　　７０,３００円

になるわけです。

こんなイメージです。

単純にこの通りとはならないですけど、

だいたい、大まかには、こんな感じで

同じ内容の生命保険に入るとすると、

１０才ごとに、ほぼ、倍、倍になるようです。

とうとう、保険料が高くなりすぎて「払えない。」ということになって、

保険を小さくされて対応されることも多いようで、

めったに万一のことがない年齢のときに大きな保険に入っていて、

万一の率が高くなってくると保険が小さくなる。という矛盾に至るわけです。

今、入ろうとしている、生命保険の総額、生涯賃金ならぬ、生涯保険料を計算してみると

大きな金額にびっくりされるとともに、どんな保険が自分にいいのか、いろいろ見えてくるような気がします。

保険屋さんに、これから先の保険料（１０年２０年後の保険料がはっきりわからなくても、今、１０才年上の方、２０才年上の方やその先の年齢の方の保険料）を出してもらわないと、

計算さえ出来ないわけで、

嫌がられるかもわかりませんが、

「ぜひっ、出しましょう。」と、力強く言ってくれたら、

嬉しいですよね。

では、また、菊政でした。

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