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真空管アンプを作ろう! その6
2016年12月14日 水曜日 am7:29
こんにちは、菊政です。
真空管(タマ)のオーディオアンプを作っています。
実は、シャーシーの穴開けが済んでから暫く製作が止まっていました。
これでは、
いけない、
と思い、
再開してから6日目です。
毎日、必ず、何か作業を進めています。
まだ、ばらばらの状態ですが
ここで、通電して動作確認をします。
完成してから、大幅手直し。
なんて事にならないようテストです。
タマのアンプは電圧が高いですので、
うっかり触ると、とても危険なのです。
ゴム手袋をしてからスイッチを入れます。
(市販の普通のゴム手袋ですので気休め程度ですけど、)
コンセントに差して通電しています。
12AT7というタマです。
赤く灯っている所が見えます。
電気が流れているわけです。
各部の電圧を測ります。
25.2ボルト
C電源(バイアス電源)です。
378ボルト
B電源といって主力の電源です。
小さなアンプですけど電圧は一人前に必要なのです。
あちこちチェックして
設計通り動作しているか確かめます。
6CW5です。
赤く灯っているところは、カソードと云う電極で
熱電子を放出させるために温度を上げるのです。
真空管の肝なのです。
6R-R8も通電中
12AT7のカソード(赤いところ)が2つあるのは、
双3極管と云って、1つのタマに2つの電極(3極管という増幅素子)が入っています。
(最近のLSIですと素子の数は億か兆の単位ですよね、)
動作OK!
シャーシーの枠も取り付けて
入力廻り(右上のあたり)の配線もしました。
正面から、
出力菅のLS-8Aです。
ほんのり赤く灯っているのは
フィラメントと云って
先ほどのカソードと同じ働きをする電極です。
出力菅に流れている電流が正常かどうか
裏蓋を開けなくても確認できるよう
専用のチェック端子を設けました。
専用アダプターも作りました。
左のジャックを専用端子に差し込み、
右の端子にテスター棒を差し込んで使います。
チェック中、
このアンプ専用にリーズナブルなテスターを買いました。
裏蓋です。
ゴム足です。
両面テープで4隅に貼りつけます。
ずいぶん簡便ですがこのアンプには十分です。
左手前の白い細長い部品は、セメント抵抗といいます。
思ったより電源のリップル(脈流)が多かったので、一部回路を変えて追加した部品です。
飛躍的に改善されました。
配線完了。
オシロスコープです。
測定機にかけて、特性のチェックをしています。
最大出力あたりですので波形が少し歪んでいます。
最大出力は実測で片チャンネル 0.6Wでした。
設計通り、ぴったりの値でした。
6Wでも、60Wでもなくて、1Wの半分のくらいの 0.6Wなのです。
とても小さな出力ですが6畳か8畳くらいのお部屋でしっとり聴くのであれば十分なのです。
残留ノイズは 0.153ミリボルトでした。
直熱3極管のアンプでは脅威的な値です。
入出力特性
周波数特性
ひずみ率
など、測定するのです。
109AというLS-8Aと同じ特性の業務用のタマに差し替えて再度測定です。
STCというメーカーのタマで、ものすごく丁寧で緻密な造りのタマなのです。
フィラメントがほんのり赤くなっているのが分かるでしょうか、
また、続きをしますね、
おしまい。おしまい
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