建築制限が与える影響を知ろう
「建ぺい率」「容積率」による間取りの影響
たとえば「広いリビングを1階に作りたい」と思っても、建ぺい率の制限で建物の面積を広げられず、希望どおりにできないことがあります。また、駅近の住宅地など容積率が低めに設定されている場合は、2階に大きな子ども部屋を作ったり、3階建てにして書斎や趣味部屋を増やしたりしたくても、延べ床面積の上限を超えてしまうことがあるので注意が必要です。建ぺい率や容積率は、家の間取りや暮らしやすさに直結する大切なルールなので、計画を立てるときに、しっかり押さえておきたいポイントです。
CASE.1リビングを広さを確保できない→吹き抜けにしたりウッドデッキをつくる
横方向に広げられない分、縦の空間を活かした吹き抜け空間にしたり、リビングに面してデッキやテラスを設けて室内外をつなげることで開放感を演出した心地よい空間にします。
「斜線制限」による屋根形状や天井高さへの影響
日照を確保するための高さ制限は、屋根の形状や天井の高さに影響します。また狭小住宅などで3階建て住宅を検討する際には大きく影響するので、あらかじめ、どのような規制があるのかを理解し、ハウスメーカーでどこまで対応できるのか、あらかじめ確認しておくことが大切です。
CASE.2:3階建てにしたいけど斜線制限がある→勾配で切り落とした屋根にする
斜線制限をクリアするために、建物の屋根を規定の勾配で切り落とした形状にしたり、一方向だけでなく、立地条件によって2方向を切り落とした屋根の形状にすることで3階建ての住まいを実現できます。
CASE.3:3階建てにしたいけど高さ制限がある→各階の天井高を変える
高さが制限される場合、各階の天井高を変えることで、建物全体で高さ制限をクリアしながら、各階に設けた部屋の用途に合わせた快適な空間を叶えることができます。
用途地域における建築制限の比較
用途地域ごとの建ぺい率・容積率を比較しよう
建ぺい率と容積率は、各地域の行政が「用途地域」に応じて上限を定めており、同じ用途地域でも地域によって数値が異なります。家を建てる際、そのエリアの用途地域や、建ぺい率・容積率の上限を調べておきましょう。
建ぺい率が緩和されるケースもある
下記の場合、建ぺい率を上乗せできる緩和条件もあります。できる限り広い家に住みたいと考える人はぜひ、覚えておきましょう。
- 「防火地域」で「耐火建築物」を建てた場合
用途地域で規定されている建ぺい率に10%プラスされる
- 「準防火地域」で「耐火または準耐火の建築物」を建てた場合
用途地域で規定されている建ぺい率に10%プラスされる - 特定行政庁が指定する「角地」
用途地域で規定されている建ぺい率に10%プラスされる - 「防火・準防火地域の緩和条件」と「角地」の両方を満たしている場合
用途地域で規定されている建ぺい率に20%プラスされる
用途地域ごとの高さ制限を比較しよう
高さ制限には「道路斜線制限」「隣地斜線制限」「北側斜線制限」「日影規制」「絶対高さ制限」 などがあり、都市計画法の用途地域によって制限内容が異なります。
重要事項説明書の建築制限の見方
「建築基準法に基づく制限」という項目をチェック
1:用途地域・建ぺい率・容積率
重要事項説明書には、下記の項目があります。
「建ぺい率」制限の緩和についても記載されています。
2:高さ制限
重要事項説明書では、絶対高さ制限に関しては数値で記入されていますが、その他の高さ制限に関しては、どのような制限がかかるかだけが記載されています。実際には各制限の内容をきちんと調査しておく必要があり、不動産会社によっては、余白に道路斜線制限や北側斜線制限などの内容を具体的に記入されている場合もあります。
3:外壁後退
重要事項説明書では、外壁後退の制限内容と合わせて、敷地面積が最低何平米以上必要かという制限の有無も記載されています。
CLTハイブリッド構法で叶える、制限に縛られない自由な住まいづくり
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厳しい建築制限がある土地でも、ライフデザイン・カバヤはそれを「その土地ならではの個性」を活かす設計のヒントと捉えています。斜線制限を逆手に取った勾配天井や、緩和条件を最大限に活用したプランニングで、法規制をクリアしながら空間の価値を高めます。
さらに、ライフデザイン・カバヤがオリジナル開発した「CLTハイブリッド構法」を採用することで、強固な構造によって柱の少ない大空間をつくることができ、空間づくりの自由度はさらに広がります。限られた面積でも、柱の少ない開放的なリビングを実現するなど、数値以上のゆとりを感じる住まいをご提案できるのが私たちの強みです。地域に根差したプロとして、土地探しから理想の実現までトータルにサポートいたしますので、制限でお悩みの方もぜひお気軽にライフデザイン・カバヤへご相談ください。